
体重が53kgを下回らないと以前のブログで書きましたが、弘前・白神アップルマラソン前に52kg台で安定し、レース後の温泉で計ったときには51kg台になっていました。そのあとオフにして、食べ飲み放題にしたことで54kgまで増えましたが、1日アルバイトしたら52kg台に戻りました。
53kgの壁が反対に蓋をしている感じがあり、おそらく今の食生活とトレーニングを続ければ、壁を越えたことでここからさらに落とせるようになるはずです。壁を越えるきっかけになったのは食事の見直しです。たんぱく質を多めに摂るためにプロテインを導入し、鯖缶も週に2〜3回食べています。
たんぱく質が足りてなくて筋肉が付かずに運動量が落ちているという判断。それに加えて、体脂肪が付きすぎていると考えて低脂肪を意識したことで、体の見た目が明らかに変わりました。誰にでも共通することではないため、安易に真似はしないほうがいいと思いますが、減量で足踏みをしている人は参考になるかもしれません。
弘前・白神アップルマラソンで、軽さが大事であることを強く感じましたが、痩せるというのは思った以上に大変です。それもしっかりトレーニングをしている場合、必ずどこかで体重が収束していきます。私にとってはそれが53kgだったわけですが、今回はそこで立ち止まりませんでした。
本来なら私の身長からすれば50kgを切ることはそれほど難しくありません。適正かどうかは別問題として、少なくとも初マラソンは50kg以下の体重でした。そして、最もサブ3に近づいたのが初マラソンでした。自己ベストはそのあと更新していますが、自己ベストは搾り出してのタイム。
初マラソンはマラソンを理解しておらず、オーバーペースで、残り3kmで歩いたり走ったりになっての3時間11分(ネットタイム)です。もっと賢く走ることができれば間違いなくサブ3はできています。経験のなさが失敗レースを招いてしまったわけで、おそらくその時の体重が最軽量です。
このまま体重が順調に落ちれば、愛媛マラソンでかなりいい走りができる。弘前を走りながらそう確信しました。体重だけでタイムが決まるわけではありませんし、筋力も上げなくてはいけません。ただ、ここから筋力を上げるには、筋肉もそれなりにつけなくてはいけなくなり、それだけ重たくなります。
体を大きくしない範囲で身体を作る。これって意外とやっているトレーナーは少ない気がします。ランニングのトレーナーは走ることばかりで、筋肉の専門家はボディビルダー系が中心。ランナーの体づくり専門って面白くないですか?それを自分のパーソナルトレーニングの主軸にすれば唯一無二になれそうな気がします。
もっとも、今やっているのも似たようなことなのですが、それを強くアピールしているわけではありません。サイトを作ったときにそんなことを考えもしなかったので。もちろんカラダの使い方が大事というようなことは書いていますが、もっとはっきりと書いたほうがいいかもしれません。
実は立て続けにパーソナルトレーニングの依頼を請けています。2名が定期的なレッスンをしており、1名はすでに予約済み。今年のはじめくらいはパーソナルトレーニングで食べていくなんて夢も見ていましたが、徐々にですがそこに近づきつつあります。
そうなると別でやろうとしていたことができなくなるのですが、人生なんて思い通りにいかないもの。ただ、1回のアドバイスで目標達成した人もいて、そのようなケースはとても嬉しいのですが、継続案件にはなりません。だから「身体づくり」を主軸にする。
パーソナルトレーニングとグループレッスンを組み合わせることができれば、継続してもらいやすくなります。もっともそんな打算的に考えたところで所詮は机上の空論。ただじっとしていても集客はできないし、個性を出すことはできないので、方向性をそちらに持っていこうと思います。