弘前・白神アップルマラソンの休養期間は今日で終了。今日からまた1日10kmを目安に、アルバイトがない日は1日2回トレーニングを再開します。フルマラソンからここまでの間に、ハーフマラソンが2回に階段レースが1回あって、休んでないように思うかもしれませんが、流石にもうフルマラソンの疲労は抜けました。
寝っ転がらなければ肋骨も痛くないので、ポイント練習も週に2回ほど入れたいところ。少なくとも筋トレは週2回はしておきます。筋トレなら自宅で30分もあればできるので。倉庫のアルバイトは、仕事そのものが筋トレみたいなものですが、そこからさらに上積みします。
いまの私に足りていないのは心肺機能なのですが、心肺機能というのは、短期間でそこまで大きく成長するものではありません。それこそ3年くらいかけて向上させていくもの。ただ、筋トレをしておけば、心肺機能の弱さは出力でカバーできます。鍛えるべきは心臓でもなければ肺でもなく筋肉。
筋力が落ちているのはずっと感じていること。以前は練習会などで週に1回は筋トレできていたのでますが、今はそれがなくなってしまい、ほとんど鍛えられていません。走っていれば大丈夫という人もいるかもしれませんが、それを言うのは大抵は30代よりも若い人。
人間が動物である以上、加齢とともに筋力は低下していきます。それに抗う意識が大事なのですが、そのためには「走るだけでは筋力は落ちる」という現実を受け入れなくてはいけません。そこを見ないふりをしていたら、走力を高めるどころか、現状維持も難しくなります。
反対に継続的に筋トレして、体重をキープできれば、40代50代でも30代とそれほど変わらない走りができます。ランニングは球技などと違って反応の速さを求められないので、加齢でパフォーマンスを大幅に下げることを防ぐことができます。実際に60代で初サブ3を達成する人もいます。
だから私は筋トレを推奨しているのですが、それと同じくらい大事なのが体重管理。リカバリー期ということで、フルマラソンを終えてから、できるだけ体重計測をしないようにしてきましたが、これも再開します。愛媛マラソンは50kg未満でスタートラインに立つことがベストを尽くすための絶対条件。
むしろ、50kgを切れていないなら、それはどこかに甘さがあったということ。愛媛マラソンを集大成にするのに、そこに甘さが出るなら、私はその程度のランナーだったということ。それを受け入れたくないなら、きっちり落としていくしかありません。ただし食事抜きの減量はしません。
間食をできるだけ避けて、あとは食事前に運動すること。2分の運動でも脂肪のつき方が変わってきます。ここはもう意識の問題で、それを継続できる心の強さがレースに活きてきます。自分の甘さが出やすいところですので、きちんと習慣化していこうと思います。
特別なことをするわけではありません。小さな「当たり前」を積み重ねるだけ。マラソンで結果を出せる方法はそれしかありません。マラソンに偶然も奇跡もなく、どれだけ積み重ねてきたかだけ。勝ち負けは相手がいることなので積み重ねだけでは足りませんが、自分を越えていくなら、積み重ねるだけ。
それに合わせてモチベーションを高める必要があります。いくつかレースを終えたから仕方ないのですが、少しだけ燃え尽き状態にあります。これを高めていかないと、いくら練習をしたところで、その効果が低くなってしまいます。ただ、どうすればいいのかは思案中。
どのレースも、そこそこ納得できる結果だったのが、良くなかったかもしれません。もっと徹底的に失敗していればやる気が湧いてくるのですが、何となく納得できる結果になったので、満足してしまっているのかもしれません。そういう意味ではできるだけ早く、気持ちを切り替えなくてはいけません。