フルキャストを使ってアルバイトをしているのですが、年内は遠征の予定もなく(フラッと走りに行くかもしれませんが)、ここからは週5でアルバイトを入れる予定です。本当は週6で働きたいのですが、私が入れるアルバイトは、残業も発生しやすいのでライティングの時間を確保できないので。
パーソナルトレーニングのレッスンもありますし、何よりも自分のトレーニング時間を確保しなくてはいけません。この1ヶ月で体重も1.5kgほど増えていますので(もちろん想定内ですが)。ただ、アルバイトを始めたばかりの頃に比べると、体力的にはかなり成長したと感じています。
半年前は週3でもきつかったのですが、ここからしばらくは週3で、倉庫での仕分けアルバイトを入れる予定です。時給はそれほど高くありませんし、かなり体力を削られます。しかも片道1時間以上かかります。いいことがないように思えますが、それなりに信頼も得ているので。
きつい仕事ではあるのですが、仕事そのものは楽しいので、集中しているとき以外は笑顔率が高めです。先日「いっつもニコニコしてる」と言われましたが、実際に楽しいのと、仕事は楽しくするものだと思っています。でも、基本的にはどの職場に行っても、その職場の人たちは疲れています。
きつい仕事を連日やって、人手も足りていないから残業にもなります。物流の業界がブラックになりやすいのもわかる気がします。物流の仕事は、どうしたって心が荒んでいきます。でも私は本業ではないのと、これまでに多くの仕事をやってきたので、忙しいとか疲れたという理由で心が乱れることはもうありません。
北海道時代に荒んでいたのは、忙しかったのもありますが、「当たり前」ができていない人たちが、あまりにも多過ぎたというのもあります。報連相なんて概念もなく、何度お願いしても誤解されるような情報発信を続けられる。それによる精神的疲労が大き過ぎたためです。
それに比べれば、肉体の疲労なんて寝れば回復しますし、トゲのある言葉づかいをされても、簡単に受け流せてしまいます。「はい」と「すみません」の2つが反射的に口から出てくるようになれば、大抵の職場では信頼を得ることができて、居心地がよくなります。
もっとも馴れ合いにならないことは大事です。これは社会人1年目から変わらないスタンスです。最初から派遣先で仕事をしていたのもあって、「自分は余所者」というスタンスをこれまでずっと守り続けてきました。正社員になったときも、客将のような振る舞いをしていました。
職場を提供してくれる会社の収益やルールに関しては、できるだけ口を出さない。郷に入りては郷に従えスタイル。誰かが作り出した儲けの仕組みに乗っかっている立場で、そこのやり方について物申すのは筋違いだと私は考えています。もちろん、求められれば提案くらいはしますが。
私が社会人になったあたりから、仕事が堅苦しいものになってきた気がします。コンプライアンスとか言い出したのも、ちょうど2000年くらいから。それに合わせて会社への貢献とか、向上心とかもより強く求められるようになってきました。「働く」が「ビジネス」になった感じ。
合理的になってきたのも影響しているかもしれません。そこに遊びがなくなったから、「笑う」ということさえ、無駄な行為として排除される。でも、仕事なんてもっと緩くていいんです。クオリティは大事ですが、眉間にシワを作ったからといって、クオリティを維持できるわけではありません。
むしろ笑顔でリラックスしているほうが、いい仕事になります。それは仕事もランニングも同じ。何事も自然体で楽しむ。結果的にいつもニコニコしていれば理想的です。そういう意味で、私はいま仕事を楽しめているのでしよう。少しばかり許容範囲を超えてしまっていますが。