トレイルランニング:順位は気にせず楽しみながら走る

鶴巻温泉に引っ越ししてきた理由のひとつが「山にすぐ入れるから」でした。ただ、トレイルランニングにあまりハマらずに、この数年で大山までは1回も走っていない気がします。ロードのトレーニングに集中しているのもありますが、やはり山に入るにはそれなりの準備も必要です。

私の場合はギアの準備よりも心の準備が大変で、事前に入山する日を決めておけば問題ありませんが、思いつきで山に入ることには抵抗があります。その結果、山に行かなくなったわけですが、今月トレランレースにメディアとして出ることになり、練習しないわけにもいきません。

しかもアディダス関係なので、アディダスのトレランシューズが必要です。持っているトレランシューズでもいいのかもしれませんが、そこは大人のマナーということで。そもそも、持っているトレランシューズが緑色で、合わせるウェアに困っている問題もあったのでいいタイミングかなと。


基本的にはトレランの大会には出ないことにしています。神様が暮らしている山でレースなんてとんでもないことだと思いますし、速さよりも大事なことがあると思っているので。ただ、ウルトラマラソンと同じで、誘われたらノコノコ出ていくわけです。

しかも今回はメディアなので、最後方でもいいわけです。競い合うのではないトレランができるのかなと少し期待。そのためにはトレーニングが必要になります。それもロードのトレーニングに悪影響を与えない範囲で。そうなるとできることは反応を高めることくらい。

実際に山に入って細かなステップを踏めるように、不整地に体が適応できるように体を慣れさせておくわけです。おそらく2〜3回ほど山に入れれば大丈夫です。基本的には山を走ったりはしないのですが、万里の長城マラソンもトレイル部分があるので、何をすべきかは自分なりに把握しているつもり。


問題があるなら体重でしょうか。せめてあと1〜2kgは落としておきたいところ。体重を落とすのはロードにも活かされてきますし、12月中に51kg台まで落としておく必要があります。一昨日の湘南国際マラソンでも痛感しましたが、ここからはもう軽さがすべての世界です。

長い距離に不安はなく、スピードを出す筋力も十分にあります。それを持続できないのは単純に体が重たいから。愛媛マラソンを集大成にするには、やはり体重をしっかり落として「やり切った」状態に仕上げる必要があります。それなら、トレイルレースに合わせて落とそうというわけです。

そしてトレランでは、速くはないけど1番楽しんでる人になろうかと。軽やかだけど、ちゃんと自然を感じながら、山で遊ぶつもりで走りたい。もちろん、山の神様に失礼のない範囲で。会場となるのは飯能の山みたいなので、裸足ランニングでお世話になったエリアですので。


まず意識すべきは「ケガをしないこと」。無理に攻めたり、ビビり過ぎて腰が引けたりすると、簡単にケガをしてしまうのがトレイルランニングです。できるだけ自然体を維持しつつ、楽しみながら走れる状態にまでは持っていこうと思います。むしろ、それ以上は望んでいません。

愛媛マラソン後はトレーニングの場として山に入る機会が増える予定ですので、まずは挨拶に行くくらいの気持ちで、山に入ってこようと思います。山を走ることそのものは好きなのですが、あまりにもブランクが大きすぎるので、しっかり感覚を取り戻すところから。

それにしても、こんなタイミングでトレランレースに出ることになるとは、本当に人生とはわからないものです。ただ、これもひとつの縁であり、必ずどこかで活かされるはずなので、全力で楽しんできます。はしゃぎ過ぎないように気をつけつつね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次