年収の壁:自分の金銭感覚をアップデートする

政治家というのはなんでも自由に決められるわけではなく、むしろ1人では何もできない存在なんだと感じた1年でした。こういうところで政治の話をするつもりはないのですが、話のきっかけとしては語らないわけにはいかないので、自分なりの考えを少しだけ。

もし、政治家が「消費税撤廃」を決めたら、国民からは高い支持を得られます。でも、それによって、国力が落ちる可能性もあります。その結果、支持率も下がって叩かれる可能性もある。そもそも「今の状態」だって、いろいろ議論して最適解だと判断して決まったわけです。簡単には覆すことはできません。

勘違いしてほしくないのですが、私は別に今の状態をよしとしているわけではありません。むしろ、気軽にフルーツやトマトを買えなくなった状況を憂いていますし、もう少し余裕のある生活したいと考えています。でも、自分がそうなっているのを誰かの責任にするつもりはありません。


お金が必要なら稼げばいい。首都圏なら1日1万円稼ぐことは難しくない時代です。そう書くと「世の中には働けない人もいる」と言い出す人もいますが、なぜ私がそんな人のことまで考えなくてはいけないのか。これはあくまでも私自身の話であり、他の誰かに私の理屈を押し付けるつもりもありません。

ただ、必要なお金を稼ぐことを考えたとき、これまでと同じ感覚ではいけないのだろうと、漠然と考えるようにはなってきました。これまでは1ヶ月に20万円あれば生活できるという計算でやってきましたが、2025年からは1ヶ月で手元に入ってくる金額を30万円に引き上げるつもりです。

とてもシンプルな考え方で、1日1万円稼げばいいだけです。休みなく働けば1ヶ月で30万円です。もちろん現実的ではありませんが、不可能ではありません。自分のウェブサイトや委託を受けている仕事で3万〜4万円にはなります。そうなると、26日勤務すれば目標値に届きます。

いま、サイト構築をしているのは、この3万〜4万円を最大化するためです。ここが5万円になれば、アルバイトで働く日数を25日にできます。これならかなり現実的で、最終的には10万円にまで引き上げて、20日のアルバイトにする。これなら、かなり余裕が出ます。

もちろん出費を減らさなくてはいけません。とりあえず、年越し前にNetflixとDAZNを解約するつもりです。どちらも楽しませてもらいましたし、それに見合うだけのコンテンツを消費しました。でも、マストではありません。むしろ、私の時間を削り取っています。

あとは入浴も普段はシャワーだけにして、湯船に浸かるのは週1〜2回にする。これで作業時間を作り出せるようになります。そこまでするの?と思うかもしれませんが、楽して何かを得ることはできません。少なくとも2025年は人生の踏ん張りどころ。


遠征も最小限にして、取材があるならサッと行ってサッと帰る。それくらいして、ようやくここ最近の物価高に対応できる気がします。これも時代の流れなので仕方のないことで、むしろ自分の感覚をきちんとアップデートしていかなくてはいけません。

抑えられる出費はしっかり抑えて、稼げるところはしっかり稼ぐ。そうやって、インフレに対応していかないと、思わぬところで家計が破綻してしまいます。上がった物価が下がることはないわけで、「なんとかなるさ」ではなく、きちんと順応していくとしましょう。

1度時間をとって、毎月の出費を見直した方がいいかもしれません。おそらく必要ないことにお金を払っているはずなので。それこそNetflixやDAZNは安定した収益を得られるようになって、それらを楽しめるような時間を確保できるようになってから。いまの私にエンタメを楽しむ余裕なんてありませんから。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次