
胃腸炎の後に軽く逆流性食道炎になりましたが、胃潰瘍の薬を服用したのもあって、少し落ち着きつつあります。体は動かさねばと、Amazonの倉庫で仕事したあとに、8kmほど走って帰ってきたのもプラスに作用しているのかもしれません。体は動かさないと元には戻らないので。
ただ、昨日の朝は目覚めが悪く、全然寝た気がしないまま目が覚めてしまいました。この状態で起きるのはまずいと思い10分ほど2度寝しています。体調が万全でないわけで、しかもここ最近はすぐに眠くなるので、もう少し意識して睡眠時間を確保しなくてはと反省しています。
アイドルや芸人でも体調不良になるのは、大抵睡眠不足が原因です。今回のフジテレビの騒動でそういうものも、すべて正常化するのではないかと思っていますが。よくないものを徹底して排除する。これがしばらくのトレンドになります。そしてその弊害が出て、揺れ戻しを起こすのでしょう。
フジテレビの騒動は、追い詰めすぎると政治家や有名人も巻き込まれていくことになるので、もしかしたら坂道グループも消えてしまうかもしれません。それくらい大事なので、フジテレビにしてみれば、口を閉ざすしかないのでしょう。それで経営破綻しても、守らないといけないものがあるのでしょう。
それはともかく、最近は乃木坂46への興味が、だいぶ薄れている自分に気づきました。多分一般の方よりは音楽も聴いているのでしょうが、昨年YouTube Music聴いた音楽のトップ10に乃木坂46の曲は1曲も入っていませんでした。半分以上が櫻坂46でしたが。
なぜ乃木坂46を聴かなくなって、櫻坂46の曲を曲を聴くようになったか。興味の順でいえば、日向坂46→櫻坂46→乃木坂46なのですが、日向坂46の曲はランニングするときに限らず、私の好みではないので走っているときにはあまり聴きません。
結局のところ、成功者に対して興味がなくなるんだと思います。私が乃木坂46に興味を示したときはAKB48の勢いがあり、乃木坂46は日陰の存在。そして、グループ内にいくつもの物語があって、挫折や葛藤などが詰め込まれていました。天下取りの過程はいつだって美しいものです。
では天下を取ったらどうなるのか。新規で加入するメンバーの葛藤などはあっても、それは安全圏での話。軸足をしっかりと固定しておけば、大けがをすることはありません。でも、人気が出てくるまでは、足を踏み外すこともあるし、大けがもする。だから、見ていて興味が湧きます。
私がプロスポーツのチームに興味がないのも、アーティストを追いかけたりしないのも同じ理由。成功者になった人を推す理由がありません。それどころか、頑張らなくてはいけないのは自分自身なわけです。成功者を応援するほど、私は高いところにはいません。
そして私は「報われない者」を好みます。圧倒的な才能と努力で成功へと向かっているように見えて、最後のところで手が届かない。そういう人生を美しいと感じます。栄光を手に入れた人生は、本質的に何か足りていないように感じてしまいます。
それはきっと、報われる経験よりも、報われない経験のほうが得られるものが大きいから。報われた者は、いずれ感謝の気持ちを失っていきます。いや、成功したところからすべてを失っていきます。成功の先に待っているのは、堕落と傲慢さ。
乃木坂46を待っているのは破滅。そうならないようにさまざまな取り組みをしていますが、どうしたってビジネスの枠からは抜け出せません。そして、いま見えないところで崩壊は始まっているのではないかと感じるわけです。その過程には少しだけ興味があります。