
ステアクライミングチャレンジ大阪大会に出場してきました。これまであべのハルカスで開催されていましたが、2024シーズンは大阪城にほど近いツイン21 MIDタワーでの開催。高さが半分以下になりましたが、フルマラソン明けということで、タイムには期待せず。
私の理論では、ステアクライミングでタイムを出すには、一定のピッチで足を動かし続ける必要があり、そのピッチをどこに設定するかがポイントになります。この日の設定は155。1分間に155段進むことになるのですが、実際にスタートしてみると、それどころではありません。
愛媛マラソンのときからですが、きちんと呼吸ができておらず、あっという間に酸欠で足が動きません。頑張れたのは20階まで、残りの17階分は歩いたり走ったりの繰り返し。せっかく体重が軽いのにもったいないことをしました。結果は6分10秒で157人中70位という平凡なもの。
ただ、今回の参戦ではっきりしたことがあります。原因はわかりませんが、間違いなく肺にトラブルを抱えています。走り終えてからも咳がひどく、そして鼻から息を吸おうとすると、肺がまったく空気を受け付けません。明日、主治医に会うので相談してみますが、軽めの肺炎くらいであることを願っています。
もし肺炎なら、年末の高熱が何か悪さをしたのか、肺炎だから高熱が出たのか。いずれにしても、お医者さんな診てもらうしかありません。そして日常生活や仕事ではまったく困ってないので、焦るつもりもありません。あえて言うなら、来月もまた階段を走るので、そこまでになんとかしたいところ。
それとは別に、今回は久しぶりに階段を河童でない姿で走りました。50歳を目前にして、河童も引退するつもりです。50歳には50歳に見合った姿というものがあります。ただ、普通の格好で走るつもりはなく、誰がどう見ても「重松貴志」である衣装を選びたいなと。
たとえばオードリーの春日さんのようなピンクベストみたいな、いわゆる個性を表すための仕事着が理想。それ単体なら特別でもなんでもないのに、自分と組み合わせることで個性的になる。そんな衣装をあれでもない、これでもないと考えています。セルフプロデュースというやつです。
今回の遠征は、移動中に考える時間がたっぷあったので、ある程度固まりつつあります。自分に似合って、年齢にも相応しい。それでいて、唯一無二である。コンセプトは「本気じゃないのに速いおっさん」です。当日になって大会出場が決まり、応援に来た格好のまま走る。
どのような衣装になるのかはまだ書きませんが、イメージは90%くらい固まっています。あとは予算に合わせて細部を詰めるだけ。もちろん万里の長城マラソンの宣伝も必要ですし、走りやすくないといけません。ちなみに裸足で走ることを想定しています。
久しく裸足でのトレーニングから離れていましたが、ここは原点に戻るという意味で、しっかり裸足からやり直すことに。なので暑すぎない大会、寒すぎない大会は基本的に裸足で走ります。私の走りは裸足が原点であり、そこからすべてが始まったので。
もっとも裸足ランニングの世界に戻るつもりはありません。私は裸足を特別なものと考えていませんし、ランニングシューズに対するリスペクトもあります。裸足ランニングの世界は「裸足こそ理想」みたいな雰囲気があり、そのノリについていけないので、これまで通りの距離感を維持します。
ただ、何をするにしてもまずは肺をなんとかしなくてはいけません。とりあえず、無理のない範囲でトレーニングを続けますが、全快するまでは追い込まないことを心掛けます。一応、頭の片隅に完全休養も置いておき、とにかく走れる体を取り戻すことから始めます。