東京マラソンEXPO 2025:東京マラソン前の1週間は仕事を入れてはいけない

東京マラソン直前でドタバタしているのもあり、取材を1件スケジュールミスしてしまいました。思い込みで判断してしまうことが多く、取材スケジュールだけはしっかり日程チェックしなくてはと反省しています。いや、あらゆるスケジュールは再確認するように心掛けます。

そんな東京マラソンEXPOですが、初日の午前中に取材してきました。これまでと違って公式の取材で、思う存分撮影してきたのですが、昨年以上の外国人の多さに驚かされました。今年は1.8万人の外国人が来場するのだとか。それがランナーの数なのか、ランナー以外を含めてなのかは分かりませんが、とにかく大きな数字です。

東京マラソンが外国人を積極的に受け入れているので、当然ながらボランティアスタッフも英語対応できる人が中心になります。受付を担当しているおばちゃんが流暢な英語で話しているのを聞いて、東京マラソンの本気度を感じつつ、私ももう少し語学力をなんとかせねばと焦る気持ちも。


外国人に人気なのはいいことですが、彼らは購買力が高く、とんでもない量の買い物をしていきます。かつて中国人の爆買いが話題になりましたが、東京マラソンEXPO会場では中国人よりも欧米人の爆買いが凄まじく、3万円近くするランニングシューズがポンポン売れていきます。

今年の東京マラソンEXPOはどのメーカーも高い熱量を感じましたが、あんなに売れるならEXPOに対するモチベーションも変わってきます。ただ、それだけ会場での滞在時間が長くなるので、会場がかなり混雑します。初日12時
の段階でアシックスブースは2〜3時間待ちで、ちょっと覗いてみることすらできませんでした。

昨年は早い段階でTシャツが売り切れてしまったので、今年はさらに物量を増やしているのでしょうが、それでも土曜日に行く人は空っぽの棚を見るだけになるかもしれません。そして何よりも、そもそもEXPOを楽しめないくらい混み合う可能性もあります。

それだけ盛り上がるといえばそうなのですが、RUNNING STREET 365にも書いたように今年の東京マラソンEXPOは余すことなく見たほうがいいほど充実しているので、混雑しているからとスルーするのはもったいない。でも、ゆっくり見てまわれる状況ではないかもしれません。

混んでいるのは初日の午前中だけで、私の杞憂に終わればいいのですが、土曜日は間違いなく混みます。そしてどのブースも見どころが多く、日本人も滞在時間が長くなり混雑します。まさか入場制限なんてことはないかと思いますが、数年以内にそういう事態になってもおかしくありません。

こういうことは現場を見ないとわからないこと。プレスリリースやSNSだけを見てわかったつもりで記事を書いていたら、読者に見放されてしまいます。きちんと現場を取材して熱量のある記事を書く。もっとも、ドメインパワーの強いサイトで書くなら、何を書いてもアクセスは集まりますが。


現場が大事だから積極的に取材に行く。そのためにはスケジュールを確保しなくてはいけません。来年の東京マラソン1週間前は、アルバイトもライティングも入れず、東京マラソン特集で情報発信できるようにしたいところです。いや、しなくてはいけません。

1年後にはアルバイトをしていないのが理想ですが、さすがにその状態になるにはあと数年かかりそうです。ただRUNNING STREET 365ももう少し欲を出してアクセスを集めていくつもりなので、思ったよりも早く、自分のメディアだけで食べていく未来がやってくるかもしれません。

自分のサイトだけで食べていけるのが早いか、小説家デビューして作家として食べていけるのが早いか。どちらも今の自分からは夢のような話ですが、それに向けて着々と動き出してはいます。絵に描いたような「二兎追う者は……」になっていますが、二兎とも捕まえればいいんです。少なくとも私にならできるはず。

著:シモーヌ・ストルゾフ, 翻訳:大熊 希美
¥1,881 (2025/02/28 05:17時点 | Amazon調べ)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次