裸足ランニング:過去最大の反発力をどうするか

2日前のアルバイトで、かつての職場で取り扱っていた製品関連の部品を処分するという仕事をし、少しだけ過去を懐かしんでいたら、昨日の夕方に近所のスーパーでその会社の上司にばったり。必要とするもの同士は必然的に引き合う。私はそれを万有引力と呼んでいます。

あらゆることに偶然なんてことはなく、何らかの理由があって起きている。そう考えるほうが、人生は面白くなるじゃないですか。こういうところからまた繋がっていき、また新しい流れが生まれていく。どういうことか、私はそういう縁というものにだけは恵まれています。

実際にこれから何が起こるのかはわかりませんが、ひょっとしたら「機械設計者」という肩書も、50歳になる頃には戻っているかもしれません。いまさらCADを扱える自信はないのですが、車の運転と同じで、やってみれば思い出すかもしれません。


そんな再会の前に、近所の公園で久しぶりに裸足ランニングをしてきました。すっかりシューズの人になっていますが、今の私があるのは間違いなく裸足ランニングがあったから。裸足ランニングとピラティスが私の軸であり、戻るところでもあります。

戻るといっても裸足のコミュニティに戻るつもりはなく、縁があって今でも繋がっている裸足仲間がいればいいかなと。裸足ランニングに戻るというのは、日常のランニングを裸足にすることを意味します。これからは毎日5kmだけ走ると決めましたが、自宅仕事の日はそれを裸足で行います。

この数年はジョグもすべてシューズを履いていましたが、もうスピードを追求する必要はありません。ここからは走り方にこだわっていくので、自分のベースを裸足にしようかと。ランニングシューズは素晴らしいものですが、シューズごとに個性があり、そこをベースにするわけにはいきません。

裸足ランニングに戻るのにはもうひとつ理由があります。右胸の痛みは筋肉系か神経系のトラブルだと認識しているのですが、それを引き起こしているのが背中まわりの筋肉が固くなっていることにある可能性があります。そこをほぐさなくてはいけないのですが、お金をかけてマッサージをしても根本的な治療にはなりません。

リラックスして筋肉を緩めるために、裸足ランニングを取り入れようかなと。裸足で走ったら余計に筋肉がこわばるのでは?と思うかもしれませんが、確かにそれも考えられますが、それ以上に足裏に刺激が入るので、体全体の反応がよくなり、リラックスしやすくなることを期待しています。

これは思いつきであり、「考えるより先にやってみよう」が私のスタンスなので、とりあえずあれこれ悩むよりもできることをやってみようかなと。そして、実際に走ってみたのですが、最後の1kmをタバタ式のショートインターバルをしたときに、これまでと違う感覚がありました。


私はタバタ式のショートインターバルをするときに、ほぼ全力に近いスピードで走りますが、これまでにない反発力があって、まるで短距離走者のように跳ねている自分がそこにいました。それは厚底シューズでも裸足でも経験したことがないものでした。

さて、困りました。もう私には速さは必要ありません。でも、この感覚は絶対にモノにしたい。もっと磨き上げていきたい。そもそも、なぜ今更このような感覚が身についているのかを知りたい。マラソンのタイムに対する欲はもうないのですが、人体の仕組みに対する探究心は1ミリも薄れていません。

とりあえずできるのは、これからも気温が高い日には裸足で5km走って、最後の1kmはタバタ式ショートインターバルをするだけです。その中で新しい気付きがあれば、いろいろ試していこうとは思います。そのためには、自宅仕事の割合を増やさなくてはいけませんが。

著:ビル・ブライソン, 翻訳:桐谷知未
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