
1週間に1回くらいのペースで裸足ランニングをしています。正確には1週間に1回くらいのペースでしか自宅での作業ができておらず、裸足で走る機会がなかなかありません。しかもしばらくは1日5kmを目安にしているので、裸足力はかなり低下しています。
ただ、裸足で走れないというのではなく、単純に足裏が痛くならというだけのことです。走り方は変わっていませんし、多少の微調整は入れるにしても、走りそのものがどうにもならないということはありません。それは車やバイクの運転を忘れないのと同じこと。
しっかり身についているから走り方を取り戻すのは簡単です。でも、痛みだけは慣れていくしかありません。どれだけ上手く走ったとこで、裸足の痛みに足が慣れていないと、長い距離を走ることはできません。出せるスピードも低下します。
そしてそれなりのスピードで走ると、もれなく筋肉痛になります。特に臀部などの大きな筋肉が疲労しやすく、裸足で走るたびにしっかりと筋肉痛になっているような気がします。筋肉痛になるのは程よい練習量だとも考えられますが。
今年も6月に24時間裸足チャレンジをするつもりですが、今のままでは過去最低の記録になるのは明らかで、それなりのペースで最後まで走りたいなら、そろそろ本気で取り組む必要があります。練習なしで挑んでいいほど楽なチャレンジでもありませんし。
ただ、アルバイトをしている関係で、近所の公園を裸足で走れる時間は限られています。しかも、これまでと同じようなアプローチをしたところで、結果は何も変わりません。どうせチャレンジするなら、新しい試みも必要な気がします。
たとえば、これまでは50分走って10分休むようにしてきましたが、その作戦を変えて、新しい作戦に見合った準備をする。それもシリアスに追い込むのではなく、コツコツ積み上げるスタイルでの準備が好ましいのですが、なんとかならないものかと思案中。
短期間で裸足力を高めるというのは、かなり無謀なことではあるのですが、たとえば1回の練習量を増やすか、もっと荒れた路面を走るなどして、大きな痛みに慣れさせるか。とにかく痛みに耐えられるようにならないことにはどうにもなりません。
以前から言っていることですが、痛みは感情でしかありません。そして感情は慣れにより希薄になります。何度も体験した、知っている痛みに対しては体が必要以上に硬ることがありません。だから安全な公園ではなく、あえて荒れた路面を走る。
そうすれば短い練習でも、長い距離を裸足で走り続けられるようになります。痛みへの耐性がアップすれば、休憩時間も短くできて、これまでとは違った結果も期待できます。もっとも逆効果になる可能性もあるのですが、同じことを繰り返すよりも、失敗して経験を積む方を選びたい。
裸足で走ることは自分にとっての原点でありアイデンティティでもあります。大事なのは結果ではなく、どのように向き合うかということ。毎年新しい取り組みをして、新しい気づきを得る。そのために24時間裸足チャレンジみたいな奇特なことをしています。
まずは裸足でフルマラソンを走れるくらいの耐性を取り戻すこと。そのためにいろいろ試してみようと思います。目標は6月までに近くの河川敷の荒れた未舗装の道を裸足で走れるレベルになることとします。
