トランプ関税:100年に1度のチャンスがやってくる

たった1人の判断で世界のルールが大きく変わる。いわゆるトランプ関税がこの世界に大きな影響を与えることは間違いなく、私たちの生活もダイナミックに変わることになります。はっきりしているのは、アメリカ製品を購入するのが難しくなるということ。

私は専門家ではないので、細かいことは分かりません。でもiPhoneなどの製造コストは上がることは容易に想像がつきます。もちろん製造コストが上がるのはiPhoneだけではありません。あらゆるものの製造コストが上がり、米国の物価高に拍車がかかります。

この先に待っているのは、それぞれの国が自国内で経済を完結させる政策を取ること。もしくは、関税の低い新しいグローバルな経済圏を作ること。10年前の中国なら、もしかしたら新しい経済圏の新基軸になった可能性がありますが、いまの中国にはその力がありません。


日本がその気になれば新しい経済圏を作ることもできますが、それはアメリカと対立する構造になるので絵に描いた餅。なので、数年後には日本人の多くが、シャープやソニーのスマホを手にしている可能性があります。少なくともiPhoneに関しては、シェアが落ちていきます。

トランプ関税により、世の中がどうなるかなんて、正直なところ「どうでもいい」のですが、個人的に備えは必要だと思っています。それは安いうちにiPhoneを買っておくとかそういう話ではなく、どんな世界になっても適応できるようにしておくという話。

すでに始めていますが、「モノを減らす生活」というのもそのひとつで、モノを持っていなければ、新しく買わなければ、どれだけ物価が上がろうと対応できます。そして、もうひとつ大事なのがサービスを提供して稼げるということです。

世界の物価が上がれば、人々の心理としてモノよりもサービスを重視するようになります。おそらくこれまで以上に、日本に観光にやってくる人が増えますし、海外に出かける人も増えます。物理的な何かを手にしようとするのではなく、お金を経験に変えようとする。

そこでサービスを提供していることが強みになります。万里の長城マラソンなどもそのひとつで、パーソナルトレーニングというのも経験を得るための過程で必要とされるサービスです。そういうサービスがこれまで以上にニーズが高まるというのが私の考えになります。

慣行を組み合わせたランイベントなども流行るかもしれません。トランプ関税によりネガティブな未来ばかり見えてくる人もいるかもしれませんが、ピンチはチャンスであり、今回のことは100年に1度のビックチャンスだと考えています。


自分の武器を最大限に活かすこと。そして時代の流れに適応させること。それをできるだけ迅速に行うことで、誰よりも前に飛び出すことができます。そこで大事なのは「攻める」こと。待っていても何も起こりません。時間がないことを言い訳にせず、やれることを何でもやる。

世界は間違いなく変わります。何も変わらないことを期待している人もいるかもしれませんが、すでに賽は投げられており、過去には戻れないところまで来ています。ならば適応すること。傍観者にならないことが大切。少なくとも周りを出し抜きたいなら。

いろいろ方向転換が必要になるかもしれません。やると決めたことはやりますが、小さくてもいいので少しずつ進む方向を修正していく。これからどんな未来が待っているのか、正直ワクワクしています。読みが外れたところで失うものなど何もないわけですし。

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