
4月に入り、万里の長城マラソンへのエントリーや問い合わせが増えてきました。今年のGWは10人を超える参加者がありそうで、ゆっくりとながらも参加者が戻りつつあります。来年からはRUNNETでの募集も再開する予定なので、20〜30人くらいの参加者になるかもしれません。
参加者が増えるとそれだけ大変になりますが、1人でも多くの人に北京を見てもらいたいですし、中国って面白いかもと思ってもらえるために事務局をしているわけなので、大変なのは願ったり叶ったり。以前は100人以上とやりとりしてたわけですので、30人程度で悲鳴を上げることはありません。
いずれパーソナルトレーニングで教えている人たちが万里の長城マラソンを走ってくれる可能性だってあります。そして、これまで参加してくれていた人が戻ってきてくれることも期待しています。リピート参加してくれる人たちとは今でも繋がりがありますし、先日も花見をしてきました。
いつものメンバーということで、万里の長城マラソンの受付などで手伝ってくれたり、北京の美味しいものを食べたりする仲間ですが、それぞれ参加した年が違ったりするのに、みんな「万里の長城を走った」という共通点で繋がっていくのを見ると、素直に嬉しく感じます。
花見とは言いながら、30分程度の散歩ジョグをして、あとはずっと家で飲んでいたのですが、フリーランスになってから、大勢で何かをするという機会が減っているのもあって、久しぶりに飲み過ぎてしまいました。幸い、電車の乗り過ごしなどはなく、無事帰宅できましたが。
社会人になったばかりの頃は、飲み会なんて必要ないと思っていたタイプなのですが、25年もあると人間も変わるものです。仕事も遊びも関係なく全力で楽しむ。それでいいのだと思える年齢になったということなのでしょう。そして成果を出すには息抜きも必要だと。
いまの私はやるべきことがあまりにも多くて、1分すら無駄にしたくないのですが、そんな状況すら楽しむためには息抜きも必要。ずっと頑張り続けられるほど私は強くありませんし、強くあろうとも思いません。誰かに頼ってもいい。このメンバーでいると、いつもそう思わせてもらえます。
それはいつものラン仲間も同じで、自分が前に出なくても進んでいくというのは気持ちがかなり楽で、気疲れすることもなく心からその場を楽しめます。学生くらいまでは、「自分がやらなきゃ」の意識が強すぎて、周りに対して「何もしてくれない」なんて思ったこともあります。
でも、結局のところ自分次第なんですよね。自分が他の人に頼れないなら、自分でやるしかない。学生時代は誰かを頼る余裕がなかったから、「やるしかない」と思い込んでいたのでしょう。そういう意味では、いい年齢になってきたなと思います。
一方で、自分でやるしかないこともたくさんあります。RUNNING STREET 365の運営もパーソナルトレーニングRUNWAYの運営も、誰かに頼るということができません。それなりの収益があれば仕事を依頼することもできるのでしょうが、そのような状況でもなく。
本当はそこも誰かに依頼できるようになるといいのでしょう。5年後くらいには、あのとき頑なに自分で作業していたことが間違いだったと反省する可能性もあります。たとえそうであっても、自分のことだけでも自分でやっていきたいところ。
その上で、頼れるところはどんどん頼っていく。そのためには信頼できる仲間を増やしていく必要があります。信頼できる仲間を増やすには、やはりあらゆることを全力かつ誠実に取り組むしかありません。すなわちそれは、これまでと同じスタンスで頑張るということを意味します。