再生:走れる体をここから再構築していく

筋力を高めるために週2回の筋トレを「きちんとやる」ことに決めました。これまでは曖昧に「やらなきゃ」くらいの感覚でしたが、夏の旅ランに向けて走力低下を食い止める必要があると危機感を持ち始めたので。

早速、昨日の夕方に筋トレをしたのですが、どう考えても過去最高の筋力になっています。これまでと違って裸足だったこともありますが、スクワット系もジャンプ系も安定感がまったく違います。回数を増やしてもブレることもなく、どうやら筋力そのものは思ったほど落ちていなかったことになります。

だからといって筋トレをやめるつもりはないのですが、走力が落ちているのは別のところに理由があることになります。考えられるのは心肺機能が低下しているか、血液量が足りなくなっているか。最近はHIIT以外のインターバルをしていないので、心肺機能が下がっている可能性は大いにあります。


そして、ずっと続けてきたアサイーをやめているので、心肺機能が低下している可能性は大いに考えられます。別にやめたいと思ってやめたわけではなく、朝にヨーグルトを食べる習慣がなくなったので、いつの間にかアサイーを摂らなくなっただけです。

アサイーには造血作用があり、言うまでもないことですが、たくさんの血液があればあるほど多くの酸素を細胞に送り込むことができます。アサイーを摂らなくなったことで、血中の酸素濃度が低くなり、以前ほどのスピードを維持できなくなっているのかもしれません。

実際にHIITをしていても、瞬間的には以前よりもスピードを出せる実感があるので、筋力が落ちているわけではないということも推測はしていました。ただ、筋トレもやっていなかったので、筋力は落ちているのかなと。でも筋力はアルバイトで維持できていたのでしょう。

そうなってくると、またアサイーとヨーグルトのある生活を再開しなくてはいけないことになります。別に構わないのですが、ヨーグルトを買うのが面倒。ただ、タンパク質も足りてないので、やはり体のことを考えると朝食にプラスしておいたほうがよさそうです。

できるだけ、健康だった頃と同じ状態に戻すこと。まだコンディションが完全とは言えませんが、以前のように床で寝るようにしてから体の硬直がかなり改善されています。調子が悪い原因はわかりませんが、そうやって調子が良かった頃にやっていたことを再現するのは、かなり有効だと感じています。

マラソンでタイムを追わないとはいえ、思うような走りができなくてもいいというわけではなく、むしろ自分のイメージと体の動きをできるだけ一致させたいというのが今の目標でもあります。そのためには、土台となる体を整えることからはじめる必要があります。


筋トレもしつつ、体のケアもして、食事も睡眠環境も見直す。そこまでして回復しなければ、それはもう老化だと思って受け入れることにします。でも、根拠はないけど元に戻るという確信はあります。いや、以前よりも走れるようになる気もしています。

レースの組み立ては以前よりも上手になっていますし、苦しいときの忍耐力も上がっています。だから階段や中距離などの心拍数が上がるレースで、きちんとオールアウトできるようになっています。ただ、それに見合うだけの結果になっていないという不満があるわけです。

その原因がわかり、納得できるものなら受け入れるのですが、まず原因がわからない。だったらやるべきことは「もとに戻す」ことです。自分の体を再生することで、きっとまた気持ちよく走れるようになるはず。そのためにできることは何でもやるつもりです。

著:スティーブン・R・ガンドリー, 翻訳:川岸史
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