復調と未来:東北と結ばれている

硬い床で寝るようにしたのが功を奏したのか、血流を改善するウェアを着用して寝ているのが効いたのかはわかりませんが、朝起きて背中や腰の筋肉が硬直することがなくなりました。不思議なもので、夢もしっかり見るようになり、睡眠の質が改善したのは間違いありません。

それに合わせて筋トレも始めたので、体の動きもかなりシャープになっています。まだ100%には程遠いコンディションですが、着実に健康体へと近づいています。意外とこういうものは思わぬことがきっかけになっている可能性があります。

たとえば東北遠征で長い距離を歩いたり、美味しいものを食べたりして、リラックスできたことが、自分の運気のようなものを変えたりもします。そういえば、ここ数年で東北に行っているときはコンディションがいいような気がします。


私が思っている以上に東北と相性がいいのかもしれません。それは風土なのか、文化なのかはわかりません。もしかしたら水が合う可能性もあります。今回の東北遠征で気づいたのは、盛岡の水が美味しいということ。美味しいというよりは「合う」が正しい表現かもしれません。

すっと、自分の体に入っていく感じがありました。だから盛岡の日本酒も美味しく感じます。今回は生酒を買って帰ったのですが、賞味期限が短く飲み切れるか心配でしたが、まったく問題ありませんでした。むしろもう1本買っておくべきだったかなと。

私は地酒が好きなので、旅先ではその土地の地酒を飲むことを楽しみのひとつにしています。その土地のお酒とその土地の料理を、現地でいただく。それはもう至福の喜びだったりします。そういう意味では、いま楽しみにしているのが、いぶりがっこで飲む地酒。

秋田のお酒を買って家で楽しむこともできますが、それは似て非なるものだと思っています。秋田の空気を吸い、秋田の人に囲まれていただくからこそ、その本質を理解でき、より味わい深いものになる。それについての根拠なんてありませんが、お酒も食べ物も旅をさせない方がいいというのが自論です。

それでも盛岡で地酒を買って帰ったのは、いまの自分に必要だという直感みたいなもの。試飲したときに、晩酌しているイメージが湧き、それなら買って帰るべきだろうと判断しました。運命もしくは万有引力。求めているもの同士は引き合うようにできています。

盛岡から桜が満開になったとの便り(LINE)をもらいました。今回、盛岡で咲き始めの桜しか見れなかったのも、きっと私が心のどこかでそれを望んでいたのかもしれません。心残りはまた訪れるきっかけになります。実際に、来年こそは盛岡と弘前で満開の桜を見に行く気になっています。


本当に自分のコンディションと住まいが影響しているなら、やはりどこかのタイミングで東北暮らしをすることになるのかもしれません。こういうのも縁なので、然るべきタイミングで行くことになるのだと思いますが、とりあえず下調べくらいはしておこうかと。

仙台くらいなら東京に出てくるのも簡単ですし、わりと早い段階でも実現しそうです。ただ、仙台じゃダメな気がするんですよね。仙台は蝦夷じゃなくて大和。きっと私は蝦夷の空気が合うんだと思います。北広島も居心地は良かったですし。

とりあえずお試しで1年くらい暮らしてみるのはありかもしれません。鶴巻温泉の家を残して、3万円くらいのアパートを借りる。レオパレスならフリーランスでも借りられそうな気もしますし、前向きに検討するとします。すぐにというわけではありませんが。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次