熊野古道:この夏の旅ラン候補として検討中

いったい熊野古道には何があるというのでしょう。少し前に「熊野古道」というキーワードが重なることがあって、これは熊野古道に行くことになりそうだと書きましたが、気持ちは東北を向いていて、ずっと頭の片隅に放置したままにしていました。

ところが、とあるランナーの集いに呼んでいただき、そこで日本全国を駆け回っている方たちに話を聞いていたら、またしても「熊野古道」が出てきました。こうなるともう、この夏は熊野古道に行くしかなさそうです。自分の目で見ないと収まりがつきそうにないので。

こういうのも縁なので、きっとこのタイミングで行く必然性があるのでしょう。まだどこからどこへ走るかも決めていませんし、どれくらいの距離になるのかもわかりません。走るとすれば、暑さが少しは和らぐであろう8月末でしょうか。


いま調べたところ、総距離は1,000kmもあるようで、とてもすべてを走り切ることはできません。世界遺産が200km程度なので、現実的なのはこれくらいでしょうか。新宮から熊野本宮大社まで走り戻ってくるか、高野山まで走るか。

できれば高野山まで走りたいのですが、私にそれだけの走力があるのかどうかわかりません。少なくとも一昨日走った半蔵門線ランの感覚では、今のところ1日50kmくらいがいいところです。もう少し鍛えないと200kmには耐えられません。

もっともスピードを求めるわけではないので、ゆっくり走ればいいのですが、古道を走るとなると食べ物もそれなりに自分で用意しなくてはいけません。ゆっくり走れば走るほど荷物が多くなって、それはただの「移動」になってしまいます。

私がやりたいのは「旅ラン」であり、走れないことには意味がありません。基本1日ずっと走り続けるというスタイル。歩き旅も好きではありますが、思った以上に前に進まないし、寄り道もしたくなるので、今回のような距離には適していません。

いずれにしても、ここから体力をつけていく必要はあります。山道なら筋力も付けておかなくてはいけません。とはいえ日常のランニングは1日5kmにしておきたいので、やはり月に数回、24時間の旅ランに出かけるだけなどして体を慣らしておこうと思います。

日本橋スタートで24時間でどこまで走れるかチャレンジをしてもいいかもしれません。東海道以外の五街道は日本橋に向かって走ったことはありますが、日本橋から走ったことがないので、また違った景色が見れそうです。24時間山手線チャレンジもあり。


大事なのは長い距離に体を慣らしておくということ。それも普段のトレーニングを最小限に抑えながら。そして私には走りたい道がたくさんあり、それをうまく組み合わせていけば、楽しみながらトレーニングできます。そう考えるとワクワクしてきました。

現時点での課題は熊野古道についてあまりに何も知らなさすぎるということ。時間はたっぷりあるとはいえ、先送りしているとすぐに忘れてしまうので、今日から少しずつ調べていくとします。コースだけでなく、その歴史や成り立ちについても。

そうやっているうちに、きっと自分に引っかかる何かが見つかるはず。見つからなくても、実際に走るときの気付きになります。熊野古道、さてさてどんな出会いが待っているのか、ワクワクしながら下調べを始めるとします。そう言いながら東北に

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