
今年も万里の長城マラソンの開催日、5月1日がやってきました。パンデミックの期間は、こうして北京に戻ってこれるなんて考えもしなかったので、2年連続で北京にいることを、万里の長城マラソン日本事務局として、ランナーを迎え入れることができ、ただただ嬉しく思います。
このブログを書いている時点は、まだ大会前夜で、懇親会からちょうど戻ってきたところです。本当ならすぐに寝なくてはいけないのですが、カメラのバッテリーの充電など、やらなくてはいけないこともあり、ブログも書けていなかったので、いつも短めにですが書いておきます。
今回は参加者が200名を超えたことで、かつての万里の長城マラソンの悪いところが少し出てしまいました。9時から受付開始ということで、9時少し前に受付場所に向かったところ、まったく準備ができていないのに、参加者が並んでいる状態。
自分のことをやっている余裕もなく受付を手伝い、なんとか捌けることができましたが、そんな状態でスタートしたので、落ち着くのに随分と時間がかかってしまいました。幸い、学生ボランティアスタッフが優秀なので、そのあとはTシャツの大きなサイズが足りない問題が起きたくらい。
参加賞Tシャツは中国サイズで日本のサイズよりも1サイズ小さく、欧米サイズからすると2サイズ小さくて、みんな申請したサイズよりも大きなものを持って行くから、後半は大きいサイズが不足して、結局足りない分は後から郵送するとのこと。
幸い日本事務局もスタッフが優秀なので、日本人のTシャツはすべて確保していましたが。こういうドタバタを懐かしいと思うくらい、最近は運営も上手くできていたのですが、参加者が増えたことでやはりまだまだだということが浮き彫りに。
その他にも小さなトラブルは続いていて、ただそれはすべて次への糧にすればいいだけのこと。今回のドタバタの中でも「こうすればいいかな」というアイデアがいくつも出てきたので、秋大会はもっとスムーズに受付できるはずです。
こうやって3歩進んで2歩下がるをやっていると、これぞ万里の長城マラソンみたいに思ってしまうのは、少し責任感が足りてないのかもしれません。ただ、どうやっても上手くできないことがあったからこそ、今の私があるわけです。
もちろん、トラブルなしで終わればいいのですが、私も中国本部の朱さんもそんな器用な人間ではなく、むしろ泥臭いことをしながら大会を良くしようとしています。そのことが大会そのものの色になっているような気がします。
とりあえず大会そのものの振り返りは、大会が終わったあとにしますが、今日は1日しっかり楽しむとします。ハーフマラソンに出場しますが、ほぼ専属カメラマンとなっているので、参加者が喜んでくれるような写真を撮りたいなと。
大会にはカメラマンもいるのですが、ほぼ定点カメラになってしまうので、私はランナーだから撮れる1枚を目指してシャッターを切るとします。万里の長城マラソンに関わる作業をしていると、自分自身が何者なのかわからなくなりますが、それもまたよしということで。
なんやかんやで、いつもどおりの文量になってしまいました。どこか気持ちが舞い上がっているのかもしれません。とはいえ、休まなくてはいけないのも事実なので、今日のブログはここまでということで。