日中友好:私が万里の長城マラソン日本事務局をする理由

万里の長城マラソンも終わり、久しぶりに物流のアルバイトに行っているのですが、見事なくらいの筋肉痛になっており、体のあちこちが軋んでいるのを感じています。万里の長城マラソン前にコンディションが悪いというようなことを言っていましたが、わかったのは負荷が大きすぎたということです。

根本の原因は体に何らかの変化があり、弱っていることにあるのですが、その体に対して、1日物流倉庫で働くことが大きな負荷になっていたようです。そして、疲労が抜けないまま働き続けるからボロボロになっていく。これはなかなか悩ましい問題です。

日雇いで働ける仕事は限られており、そのほとんどは肉体労働です。Amazonの倉庫はその日によって役割が異なりますが、昨年からずっと通っているアルバイト先はペットボトルのダンボールを持ち運ぶことが多く、負荷に体が耐えられないでいます。


トレーニングによって克服できるものなのか、それとも力がないことを受け入れて、できる範囲で頑張るべきなのか。そんなことを考えながらも、日々のやることに追われています。とりあえず、万里の長城マラソン2025は5kmまでのリザルトを出し切り、基本的にはここでひと区切りです。

ここから万里の長城マラソン2025秋に向けての受け入れと集客をすることになります。そのために万里の長城マラソンのサイトを少し整理したいのですが、RUNNING STREET 365でもテコ入れしなくてはいけない部分もあり、ランレコードも記事を増やしていく必要があります。

「時間がない」は言い訳だとわかっていますが、本当に時間がありません。1日だけ頑張るのであれば徹夜でも何でもしますが、半年かけての活動になるので、睡眠時間はしっかり確保しなくてはいけません。そもそも22時を回ったら頭はほとんど回らなくなるので。

とはいえRUNNING STREET 365はマラソンのオフシーズンに入ったので、アクセスは激減。今は北京旅人のほうがアクセスが多くなっています。ほとんどノーメンテナンスのサイトのほうがアクセスされるという皮肉な話ですが、マラソン人口がいかに少ないかがアクセス数に表れています。

中国なんて行かないという人が世の中にはたくさんいますが、それでも情報を必要としている人が一定数いるわけです。少なくともRUNNING STREET 365を訪れるよりは多く。もっとも、リアルな北京の観光情報をまとめているサイトが北京旅人くらいしかないというのもありますが。

今は日中関係が悪化というよりは冷め切っている状態なのは事実で、著名人でさえ中国批判を平気でしています。そういう人たちからすると、私は親中という立ち位置で、「よくない人」という印象があるのかもしれません。別にどう思われようと気にしませんが、中国批判の動画や文章を見ると少し残念な気持ちになります。


私が万里の長城マラソン日本事務局をしているのは、わかりやすくいえば日中友好のためです。そのために、まずは最新の北京を見てもらい、楽しんでもらいたいという思いで運営をしています。著名人の中国批判は、その積み重ねを簡単に吹き飛ばしてしまいます。

別に自分のやってきたことが報われなくても、意味がないとは思っていないので吹き飛ばされてもいいのですが、私も人間なので残念な気持ちになることまでは自分自身で止めることはできません。だからといって何かをするわけではありませんが。

ただ、万里の長城マラソンに参加してくれた人には全力でサポートし、中国をほんの少しでも好きになってもらうために、やるべきことをやるだけです。その種から花が咲くかどうかはわかりませんが、種を蒔き、水をやり続ける。それだけのことです。

著:是久 昌信
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