101km:準備不足の24時間裸足チャレンジで得たもの

今年も大きなトラブルもなく、24時間裸足チャレンジが完了しました。例年であれば9時スタートでしたが、開催が6月になってしまい、路面温度の上昇を避けるために、土曜日の16時からおおね公園のランニングコースでスタートしました。

前日に物流の仕事をしていたのもあり、16時の時点ではまだ疲労も残っていて、キロ8分台からのスタート。そこから多少はペースが上がりましたが、最初の1時間で過去最低記録になることはほぼ確定。精神的に厳しいチャレンジになリマした。

24時間マラソンというのは体力も重要になりますが、いかにしてポジティブな自分を維持し続けるかも重要になります。今回はそこが圧倒的に不足しており、最終的な総走行距離は101kmにしかなりませんでした


24時間マラソンで過去に、100km未満というような結果を残したことがあります。ただ、そのときは日中の路面が熱すぎて、最初の数時間はまったく走れなかったので、きちんとした環境の中を走るチャレンジとしては、おそらく今回が過去最低記録になります。

今回はランニングトレーニングも距離を積んでおらず、体重もまったく絞っていなかったから、妥当な結果といえば妥当な結果。マラソンは距離が長くなればなるほど、積み重ねてきたものが結果として現れるので、走っていないのに良い結果を求めるのは無理というもの。

だから納得はしています。ただ、これでいいのか、このままでいいのかという想いは湧いています。もう長い距離を走る練習もしませんし、記録が劇的に伸びることはありません。そんな状態で毎年続けることにどんな意味があるのか。

最後まで走り続けられるなら、24時間を走る意味があります。でも残りの数時間は走るどころか、歩くのもきついような状態になっています。そこまでしてやって、得られるのは自己満足だけ。まったくもって合理的ではありません。

だからといって、終了にしたり、時間を短くしたりすればいいのかというと、そんな簡単に割り切れるような話でもありません。このチャレンジは実施することに意味があります。結果はどうであれ、1年に1回バカになるために、24時間を自分のためだけに使うためにスタートラインに立つ。

大事なのは、やると決めたなら、それなりの準備をしておくということ。「結果はどうであれ」というスタンスであっても、最後まで走りきれないような状態で当日を迎えるというのはNG。できる準備はすべてやったうえで当日を迎えるべきです。


6月開催というのも、実際にやってみて「避けるべき」だということがわかりました。休憩時間に座っていると、もれなく蚊に刺されており、合計でどれくらい刺されたかわかりません。刺されるだけならいいのですが、仮眠したくても耳元を蚊が飛んでいると休むどころではなくなります。

5月開催で蚊に悩まされたことはないので、やはりこの時期まで引っ張ったのも結果に影響しています。また、日差しを避けてスタートしたので、夕方16時から走り始めたのも、その日の体力が削られたうえでのスタートになるのでよくありません。

そして何よりも、「疲れたら休む」スタイルでは24時間は走りきれませんでした。やはり50分走って10分休むというスタイルが私にはあっています。悔しいチャレンジになったからこそ多くの学びがありました。少なくとも、それらの検証のために来年も実施することになりそうです。

著:藤堂 修
¥1,540 (2025/06/09 04:48時点 | Amazon調べ)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次