
普段は1日5〜10kmしか走らず、それでいて物流バイトの日は走らないことも多々あります。そのおかげでコンディションもよく、心身ともに活力で満ちているような状況なのですが、24時間裸足チャレンジみたいなことをすると、練習不足が露わになります。
ウルトラマラソンは、そこに向けてどこまで走り込みをしたか、そしてレース前にどれだけコンディションを整えたかで結果が大きく変わります。体重の軽さとか、走り方とか、そういう小手先の部分への依存がとても小さく、結果として今回はひどい結果になりました。
おそらくこのままでは、来年は100kmも走れずに、練習不足を後悔することになります。そんな未来が見えているのに、まったく手を打たないというわけにはいきません。かといって、1年前のように1日20km以上、毎日走るなんてことはしたくありません。
では、どうすれば練習量を減らして長い距離に備えるか。結論として考えられるのは、毎月長い距離を走る日を数日作るということ。普段は5kmくらいしか走らなくてもいいのですが、ときどき42kmを超えるような距離、もしくはそれに準ずる時間、走る必要があります。
とはいえ、練習となると面白くありません。別に42km走れないわけではありませんが、公園をグルグル回っても、そこで何かが生まれることもなく、気づきもありません。せっかく走るのにそれではもったいない。走るなら新しいことをしてみたい。
そう考えると、やるべきことが見えてきます。結論としては「旅ラン」。朝から晩まで走るようなものが理想です。それでいて、これから取り組む階段や坂道レースのトレーニングにもなるコース。たとえば箱根越えランや東京坂道ランなどがいいかもしれません。

東京坂道ランは「全坂制覇」みたいなことを目標にしていたので挫折してしまいましたが、今回は自分の好きな坂道を探しながら走り、そこからいくつかのコースを作ってランイベントにすることを目標にしようかなと。◯◯沿線ランと双璧をなす個性的なランイベントとして。
東京坂道ランは他の人も参加できるのが魅力。1人で走るのもありですが、ランニングの魅力は複数人でも走れることにあります。なので、毎月2回のランイベントをするときは、参加者を募る予定。人徳がないのでほとんど1人ランになると思いますが。
それでも40km近くを毎月2回も走っていれば、24時間裸足チャレンジでこんなにも苦しまなくても済みます。今回は本当に40kmまでが長く、それでいて後半はどうにもならないくらい足が重たくて、裸足ランナーとしてもパーソナルトレーナーとしても恥ずかしい結果に。
裸足ランナーとしては、いきなりでも100kmくらいはいつでも走れる自分でありたいですし、パーソナルトレーナーとしても、「100kmくらい」や「24時間くらい」と言える自分でありたい。いや、そうでなければ教える立場として自分で自分を認められません。
日々の走る距離は減らしても、距離に対する不安はない状態を作るには、やっぱり普段から長い距離を走る機会を作っておく必要があります。今回の24時間裸足チャレンジではそれが明確になりました。そしたら、ここからやるべきことはシンプルです。
どんな形であれ、とにかく長い距離を走る機会を作ること。それができないならウルトラマラソンや旅ランは諦めるしかありません。それをしたいなら、日頃からしっかり体を作っておくこと。追い込むようなことはしませんが、50代は当たり前のように100kmくらい走れる自分を目指します。
