お弁当:スーパーに行く回数を減らすための取り組みとして

会社員時代、私は毎日お弁当を持って職場に行ってきました。それくらい時間に余裕があったわけですが、よく考えるとお弁当を作るほうが効率的に時間を使えている可能性があります。最近、アルバイトに行くのにスーパーで閉店間際の値引き弁当を前日に買って持っていくのですが、そのためにスーパーに立ち寄らなくてはいけません。

30分ちょっとの寄り道かもしれませんが、これを毎日するのは効率がよくありません。毎朝レタスサラダを食べている関係で、4日に1回のペースでスーパーに行っているのですが、そこにお弁当を買うという行為も重なって、ほぼ毎日のようにスーパーに行っています。

アルバイトの昼食をお弁当にすれば、買い物時間が短くなります。お米を炊く必要がありますし、おかずも用意しなくてはいけません。ただ、丼スタイルのお弁当にすればご飯に卵と野菜、お肉で炒めたものを乗せておくだけで済みます。


それくらいなら2日分でも15分もかからずできてしまいます。そのうえ食費も抑えられるようになり、スーパーのお弁当に頼る必要もなくなります。ミニマムな生活をするうえで、スーパーに行くという時間を削ってしまうというのはありなのかもしれません。

実際にやってみたら「これは無理」となるかもしれませんが、料理に関しては継続できなかったことはほとんどないので、おそらく問題なく継続できるはずです。お弁当ならご飯でなく、焼きそばやパスタにすることも可能です。最近は冷凍食品も充実しています。

実際に継続できるかどうかわかりませんが、明日から試しにお弁当生活をはじめるとします。1週間も続かない可能性もありますが、それはそれで構いません。やらずに「できない」と決めつけるのではなく、やって「できない」となったほうが経験値が溜まります。

料理そのものは好きなほうで、以前は友人を自宅に招いて食事会などをしたこともあります。伊豆高原の宿では朝食を目玉にするために、いろいろと工夫をしました。連泊するお客さんのために、冷蔵庫にあるものだけで新しいおかずを作ったことも。

料理が好きというよりは、モノづくりが好きなんだと思います。何かを自分の手で作り上げるのが楽しい。だからWebサイトをいくつも立ち上げたりするわけです。これは本当に心の底から好きで、毎朝のトーストですら上手く焼き上がると嬉しくなります。

料理は同じものを作っても、必ずしも同じような仕上がりになるとは限りません。ちょっとした火加減で台無しになってしまうこともあるので、上手くできたときの喜びが大きくなります。たとえサラダでも、口に入れた瞬間に「美味しい」が広がると、幸せな気持ちになります。


お弁当を作るということは、1日のうち1回ほどその喜びを味わえることを意味します。美味しくできることが前提になっていますが、自分の手で作ったものは大抵美味しく仕上がります。これも料理が続く理由のひとつ。どんな料理でも自分で作れば数倍美味しく感じるから、また作りたくなる。

ただ、面白いもので、あれもこれも作ってみたいとはなりません。基本的に自宅で調理する場合、ほぼ同じものばかり作り続けます。栄養バランスとかいろいろ難しいことを言う人もいますが、モンゴルの民は煮た羊ばかりたべていたわけで、日本人も玄米と味噌汁が食事の基本。

あれこれ作って食べることを悪いとは思いませんが、私はそれよりも気に入ったものを毎日でも食べたい。幸いなことに記憶力が低いので、毎回「美味しい」となります。なのでお弁当もきっと同じものを作り続けてもいいような気がしています。内容を変えるのは飽きたときと食材が高くなったときくらいで。

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