北京・台湾:2つの地域を深堀りしていく

まだ受け取ってはいませんがパスポートを更新しました。審査は通っていて、受け取り開始予定日は過ぎているので、おそらくこれを書いている数時間後には新しいパスポートを手にしているはずです。これでまた10年間は海外に行くことができます。

最初にパスポートを取得したのは大学2年。初海外はブラジルでした。ほぼノープラン、役割1ヶ月の放浪旅。私の計画性のなさは30年前から何も変わっていません。もっとも、当時はインターネットも広まったばかりで、情報源は「世界の歩き方」のみでした。

そここら、キューバやタイ、ベトナム、中国、台湾、香港、韓国、グアムなどに行っていますが、こうやってリストアップしてみると、あまりにも訪れた国が少ないのだなと実感します。まずヨーロッパに行ったことがありません。オーストラリアもアフリカも。


せっかくパスポートを持っているのに、知らない国がたくさんあります。正直これはかなりもったいないことです。ただ、台湾と北京に慣れてしまうと、それ以上の時間のフライトを面倒に感じている自分がいます。香港ですら「遠い」という感覚があります。

そして何よりも、台湾と北京でまだ見ていないものがたくさんあり、どちらも行くたびに刺激をもらえています。そう考えると、私が行く海外はその2つだけでいいような気がします。もちろん機会があれば、どこへでも行きます。友人に会いにアメリカにも行きたい気持ちもあります。

だから、台湾と北京以外行かないわけではありません。ただ、台湾と北京は私にとって国内と同じ枠、もしくはそれに限りなく近い場所で、特別な場所でもあります。「北京・台湾・鶴巻温泉」、いずれ書くつもりのエッセイのタイトルです。この3つが私のベース。

生活の一部と言っても過言ではありません。だから、それ以外の海外に行くことが、私にとっての「海外旅行」になのかもしれません。北京と台湾以外が、広く知見を広げるための旅で、北京と台湾は深掘りする旅。スタンスがまったく違います。

知見を広げるために、他の場所を訪れることは大切ですが、生活をミニマムにする流れで、訪れる場所というのも絞ってしまおうかと。基本的には北京(もしくは中国)、台湾だけがパスポートの使い先で、あとは縁に任せます。縁があれば北極でも南極でも行きます。

自分に与えられた時間は限られていて、訪れることができる国も限界があります。もしかしたら、いずれすべての国を走って訪れるチャレンジをしているかもしれませんが、少なくとも現段階でそれを目指すのではなく、北京と台湾をもっと深掘りしていこうかと。


台湾旅人の記事を作成しているのですが、調べ物をするのにChatGPTを使っています。そこで「いま注目のスポットは?」みたいなことを質問するわけです。するとまだ知らないスポットが次々と出てきます。それだけ、まだ深掘りする要素があるというわけです。

北京も同じ。北京旅人のサイト自体は、ここからコンテンツを増やしても数記事ですが、常に既存の記事のリライトが必要。北京はそれくらいダイナミックに変化していて、それに合わせて情報を更新しなくてはいけません。それは私のライフワークであり、収入源のひとつでもあります。

かつて村上龍氏がキューバについて熱く語っているのを羨ましく思っていましたが、私にもようやくそんな場所ができた気がします。計画性好奇心だけは旺盛なので10年後には別の地域も加わっているかもしれませんが、とりあえず今は北京と台湾をもっと追求していきます。

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