中国語:語学もランニングも自分に適したスタイルと継続が大切

春の万里の長城マラソンが終わってから、中国語の勉強を再開し、発声も含めて基本からやり直しつつ、Netflixで中国ドラマも見ています。まだ字幕を追いつつで、半分以上聞き取れませんが、それでも少しずつわかる言葉や表現も増えてきました。

中国語学習者向けのドラマがあるといいのにと思うのですが、流石にそうなるとストーリーや台詞が陳腐なものになってしまい、見るに堪えない作品になるのかもしれません。ドラマは微妙な言い回しなどがあって、物語に深みが出てくるので、基本単語だけで成立させるのは無理かあります。

ただ、ドラマを見て勉強するというのは、個人的には「あり」だと思います。日本で見られる中国ドラマは、基本的に本国で流行った作品になるので、見ていて面白いですし、早く続きを見たくなります。しかも中国語字幕にも日本語字幕にもなります。


もちろん、中国語知識ゼロの状態で見ても、ストーリーの半分くらいしか頭に入ってきませんが、私だって曲がりなりにも20年以上も中国を訪れているわけで、知っている単語もあれば、咄嗟に出るフレーズもあります。外国人と話すときに、英語よりも先に中国語が出てきそうになることもあります。

それくらいの語学力なので、ドラマを見て言葉を取り入れていくスタイルが合っているのでしょう。さらに発声もしているので、耳が良くなっている気もします。中国語学習アプリでの発音も、以前のように四声で躓くことも減ってきました。

着実に成長していますが、本当に成長を感じられるかどうかは、現地の人たちと話してから。今回のプロモーション動画のヒロインが決まったとの連絡があり、母親と一緒に北京に来るとのこと。おそらく母親が同年代になるのでしょうから、積極的に話をしてみようかと。

もちろんヒロインともコミュニケーションを取りますが、親子ほどに年齢が離れています。中国における年齢の感覚と、日本における年齢の感覚は違うのかもしれませんが、会話によるコミュニケーションには、どうしてもジェネレーションギャップが発生します。

それはともかく、語学は毎日の継続が重要なんだなと、改めて思い知らされています。コツコツやれば、必ず前へと進める。やらなければ前に進めないどころか、語学力は低下していきます。毎日15分でいいから継続していく。そう考えるとラジオ講座というのはよくできています。

毎日決まった時間に、声に出して学習する。それを1年続けるだけで、一定の語学力は身に付きます。それをテキスト代だけで受講可能なのは、冷静に考えると驚きでしかありません。ただ、どうしても続かないのは手応えがないからかもしれません。


英語にしても中国語にしても、そしてマラソンにしても「手応え」は大きなモチベーションになります。利用するケースがない外国語なんて、勉強するためのモチベーションを維持するのが大変。ただ、やればやっただけ成長できます。

そういう意味では、NHKのラジオ講座だけで語学の基礎を習得できるような人は、忍耐強くて、そして軸もしっかりしているのかもしれません。どとらも欠けている私には、やはりラジオ講座は不向き。少なくとも今は便利なアプリがあって、語学勉強の選択肢が増えてきます。

大事なのは自分に適した方法で勉強するということ。他の誰かのやり方は参考になりますが、まったく同じやり方をしても、外国語を習得できるわけではありません。だから語学学習で本当に大切なのは、自分に合うスタイルを見つけることなのかもしれません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次