
7月に入ってからほとんど走っていません。通勤ランをしている職場でアルバイトするときと、買い物などの用事に合わせて走るくらい。体力はかなり落ちてそうですが、筋力はついていて、全体的にしっかり絞れてはいます。ただ、いま走ると酷いことになりそうです。
マラソンは継続のスポーツなので、積み重ねていないと簡単に走れなくなります。もっとも、それを回避したいわけではなく、体をしっかり動かせているならそれでいいのかなと。北海道で働いていたときのように、運動ができていないわけではないので、健康ではあります。
とはいえ、走っていないと気持ちがランニングに向きません。定時で上がれるアルバイトの日は、仕事帰りにチョコザップに寄って30分でもいいから走るようにしようかと考え中。ただ、どの仕事も1日働くとクタクタになるので、あくまでも余裕があればということで。
昨年の今頃は1日20km以上走っていたことを考えると、大きな変化になりますが、そのときと今のどちらが健康的かというと、それは明らかに「今」です。やはり、走り過ぎは健康を損ないますし、疲労が溜まると創造力も低下して、走る以外のことが疎かになりがち。
もちろん、フルマラソンと真剣に向き合うのであれば毎日走る必要があります。私が走らなくてもいいかなと思っているのは、あくまでもフルマラソンの舞台から降りたから。大会そのものは出場しますし、やるとなったら2〜3ヶ月は準備します。
でも、1年をかけて体を作るようなことはしません。長生きしたいわけではありませんが、生きているうちは健康でありたいので。もう年末年始に2度も39℃の熱を出してしまうようなことはやめるべきであり、次のステップへと移行してみると、これまで見えてこなかったことも見えてきます。

いま取り組んでいるのが「階段の登り方」。階段レースをメインに出場すると決めたのもありますが、その取り組みの中で、どうも自分のこれまでやってきた登り方が間違っていたのではないかという気づきがあり、少し試した結果「これはいけるかも」という答えに辿り着きました。
これまでは、階段を登るのに太ももの力を使っていたのですが、新しい取り組みとして、ふくらはぎと太ももの裏側の筋肉を使ってみようかと。ランニングの延長としての階段登り。ランニングの延長で考えられるなら、ジョグくらいのスピードなら、ずっと登り続けられるはずです。
まだ何百段もの階段でテストできていないので、確実とはいえませんが少なくとも40段くらいの階段を10往復くらいしてもまったく疲れません。近いうちにもっと長い階段でトレーニングしたいのですが、そういう階段はあまりないので、練習場所を検討中です。
そういう新しい気づきがあるのも、毎日走らなくなった結果です。毎日走っていると、自分のやり方に疑問を持たなくなります。今やっていることを極める方向に気持ちが向かうので、新しい発想というものが浮かびにくく、いつの間にか袋小路に入ってしまうことも。
それはそれで「極める」ためには必要なことなのですが、ランニングを追求している人間としては、自分の固定概念だけで取り組むのはNG。様々な角度からランニングと向き合い、これまでにない発想で新しい取り組みをしていくことが大切です。
ただ、その気づきの後はトレーニングが必要で、その時間を確保できていないことには少しだけ焦りを感じています。とはいえ、この暑い中走り続けるのは健全ではありません。なので本格稼働は9月からにして、しばらくは働きながらのんびり体づくりを進めるとします。
