
唐突ですが、来年からVlogを始めます。Vlogというのは動画版ブログなのですが、別に私の日常を動画でお伝えしようというのではなく、1人でも多くの人がランニングを始めるきっかけになる発信をしたくて、たどり着いた答えがVlogでした。
いつもならすぐにでも始めるところですが、今回はかなり慎重で、勢いだけでスタートさせず、最初からそれなりのクオリティになるよう、今から試行錯誤していこうかと。たとえば撮影機材。いきなりVlog用のカメラを買うのではなく、まずはiPhoneで撮ってみる。
iPhoneで撮りきれないと感じたなら、ジンバルを買ってみたり、もしかしたら手ぶれ補正が強力な小型カメラを購入するかもしれません。ただ、最初は手元にある最小構成で初めてみて、何が足りないのか、工夫するだけでは乗り越えられない壁なのかを検討しようかと。
動画の方向性だけは決まっています。内容はまだ秘密ですが、5〜10分くらいの短いものをYouTubeで流す感じです。意外と誰もやっていない内容で、ランニングの敷居を下げられるのではないかと。もし上手くいかなくても、そこで学んだノウハウはどこかに活かせます。
たとえば万里の長城マラソンをVlogにすれば、参加者を集めることができます。ただ、Vlogに関する知見がほとんどないので、ここから半年〜1年でそれを学ぼうかと。私の手がけることだけで、ランニング人口が増えることはありませんが、世の中は常に連動しています。
私がそのようなことをしようと考えているなら、きっと他の誰かもランニングを始めたくなるような発信をするはずです。そのようなムーブメントが最初に起こって、最終的に多くの人が走り始めてブームになる。そんな未来を思い描いています。

実際に狙っているのはブームではなく文化なのですが、そこまでのレベルになると学校教育への提案なども絡んできます。とても私が生きている間にできる気がしませんので、それは次世代に任せるとして、私は私ができることをやってみようかと。
私は動画を撮ることも編集することもできます。情報発信のノウハウもゼロではありません。それらを活かして新しい試みをする。今とてもワクワクしています。私は常に新しい環境を求めていて、それが目の前にあるとわかりやすく浮かれてしまいます。
正式にVlogをYouTubeなどにアップするのはしばらく先ですが、これからしばらくは練習も兼ねて動画をたくさん撮って、編集したものを上げていくつもりです。こういうのはとにかく手数が大事で、経験値を高めていくことで、よりよいものを作れるようになります。
ただ、これで稼ごうというわけではないので、そこまで鼻息が荒いわけではなく、どちらかといえばワクワクしながらも冷静さを保っています。エンタメを作るというよりは創作物を作る感覚。アートではないですが、美しい作品にしたいなと。
まずは自分が楽しむことから。ここがしっかりしていないと。これまでたくさんのサイトを作ってはやめていきましたが、続かないものに共通しているのは、情熱を維持できないということ。稼ぎたいだけで作ったサイトなど、何も起こりません。
RUNNING STREET 365も北京旅人も、いま続いているのはすべて好きなことだけ。そしてVlogもきっと私にハマります。何よりも発信するのがランニングについてなので。もっとも大変すぎて続かない可能性もありますが、それはそのとき考えるということで。
