
写真のデータ整理をコツコツやっていて、SSDが万杯になったときは1つのファイルを消すのにも数分かかりましたが、ようやく待てなくもないくらいの時間で操作できるようになってきました。最終的にLightroomの保存領域を1TB以下にするのがひとつの目標です。
とはいえ、捨てるとなると「これはいるかも」なんてことを思ってしまい、なかなか整理が進みません。最終的に手放すことになるのがわかっていても、簡単には捨てられない。お遍路をしているときに、「荷物の多さが業の深さだ」と教えられましたが、私の業は思った以上に大きいようです。
毎日1つずつ手放す生活もしていますが、ランニング関係の取材に行くと、もれなくモノが増えていきます。年に数回はレビュー用にシューズをいただきますし、お土産としてアイテムをいただくこともあります。この積み重ねが私の部屋をモノで溢れさせたのでしょう。
できることならスマホひとつで世界を歩き回りたい。それが私の理想です。スマホとパスポートだけ持って中国や台湾に出かけるとか素敵じゃないですか。台湾なら0泊3日なんてこともできるので、着替えさえ必要ありません。北京も上手くやれば同じことができます。
先日、保険証がマイナンバーカードに切り替わるという通達があり、そういえば設定してたっけ?となってマイナポータルに入ろうとしたときに、iPhoneにマイナンバーカードを入れられることに気づきました。これでマイナポータルに入るたびにマイナンバーカードを取り出す必要がなくなりました。
いずれiPhoneのマイナンバーカードが保険証のようになるとのことで、本当にスマホひとつで何でもできてしまう時代になりそうです。もっとも、そうなるとスマホが故障したときに大変なことになりそうですが。それでも便利なのは間違いありません。

そう遠くないうちに、取材のカメラもスマホにしようと考えています。ただ現時点ではスマホでの撮影が苦手なので、すぐに切り替えるのは難しそうですが。ただ、すでに世の中にはiPhoneだけで作られた作品が無数にあって、できないわけはありません。
もちろん、ミラーレスカメラと比べて、表現力が限られてしまいます。ただ、スマホだからできる表現もあります。それを掴むには使い続ける必要があります。だからできるだけiPhoneを使って撮影してみるつもりです。来週、北海道に行きますが、カメラは置いていくとしましょう。
そして普段はiPhoneであまり写真を撮らないのですが、あえてたくさん撮ってみることで、経験値を高めるつもりです。それこそスナップショットのように、何気ない風景を撮ってみて、iPhoneで撮ることに慣れてしまう。そうすれば、ミラーレスカメラの出番も減らせます。
ただ、ミラーレスカメラが完全に必要なくなるのはしばらく先。カメラというのは撮影するためのものだけでなく、撮影していることを気付いてもらうためのものでもあります。たとえば万里の長城マラソンをiPhoneで撮影するのと、ミラーレスカメラで撮影するのとでは、被写体の表情が異なります。
そういう意味では、ミラーレスカメラは特別な時間を切り取るのに適していて、iPhoneなどのスマホは日常を切り取るのに適しているのかもしれません。iPhoneでの撮影は世の中に溢れているので、悪目立ちすることもなく、Vlogにも適してそうです。
兎にも角にも、実際に使ってみることが大切。まずはiPhoneの標準カメラ機能をフル活用し、できるだけたくさん撮ってみる。そこで物足りなさを感じるならカメラアプリを入れるなどしてみようかと。もちろん同時にデータ整理も続けていきます。
