淘汰:自分に合ったものだけが残っていく

マイナンバーカードの更新のために、スマホで自分の写真を撮ったのですが(更新のために市役所に行かなくていい!)、首周りが気持ち悪いくらいに引き締まっていて、流石に少し焦りました。夏だから仕方ないのもあるのですが、増量のために太りやすいものを口にしているのに痩せているという。

腕周りや胸周りも筋肉が付いていますが、脂肪がかなり少ない状態で、摂取カロリーが足りていない可能性が高く、どうしたものかなと。体重そのものは53kgから変わらずなので、上半身の筋肉だけが付いたのでしょう。ちなみに足もランナーみたいにスッキリしています。

いまフルマラソンを走ったら、上半身の重さに体幹が崩れてしまって酷いタイムになりそうです。過渡期なので仕方ないかなと思いますが、日頃から体幹トレーニングもしなくてはいけなさそうです。足の筋トレも必要ですが、そこまで手が回りません。


体重を増やすのにはポテトチップスとコーラが最強だと思っているのですが、この2つを導入してもまだ足りないようで、それどころか夜にポテトチップスを食べると寝ているときに喉が渇いて大変なことになります。カップラーメンやカップ焼きそばも同じです。

好物でもあり、頑張ったときのご褒美的な存在でしたが、もう体に合わなくなっているのでしょう。どちらも食べるのを止めることはありませんが、夜の19時以降に自宅で食べるのだけは卒業します。睡眠の質が下がるのは困りますので。

人間の体は自分が食べたもので作られます。毎日ポテトチップスだけ食べていたら、体はポテトチップスからできることになります。脂質と炭水化物の塊なのでエネルギーとしては有効ですが、タンパク質が足りません。だから間違いなく体はおかしくなります。

それでも若いうちはなんとでもなってて、偏った食事もある程度は許容できていたのですが、もうそういう年齢ではないのだと実感しています。ポテトチップスもカップラーメンも翌朝の後悔の方が大きいのが何よりの証拠。好きなだけに悲しく感じますが。

代わりになるものを探さなくてはと思い始めましたが、ポテトチップスやカップラーメンほど簡単にエネルギーを摂れる食品は少なく、あと考えられるとしたらチョコレートくらいでしょうか。チョコレートは好きですが、ポテトチップスほどではありません。

ドライフルーツやナッツ類も試したことがあるのですが長続きせず。私は続かないものは自分に合っていないと判断しています。それは食べ物だけでなく、趣味になるようなものや、スポーツなども同じ。だから続かないものを無理に続けようとはしません。

その代わりではないですが、「とにかくやってみよう」と始めることは多々あります。やってみて自分に合うようなら続くし、合わなければ自然消滅します。自分の中でさまざまな淘汰があって、ランニングが生き残り、フリーランスという働き方を続けています。

とにかく飽きっぽい性格なので、残ったもの、続けられる習慣は間違いなく自分に合っています。22時に寝て4時半に起きる生活も自分に最適で、電子レンジも洗濯機もない生活も自分に適しているわけです。そうやって今の自分があるわけです。

長続きしないことが良くないという風潮もありますが、長続きしないかもしれないというだけで挑戦しないというのはもったいないこと。年齢に関係なく、どんどん新しいことを始めてみてください。本当に自分に必要なものは必ず続くので。

著:トッド・ローズ, 著:オギ・オーガス, 翻訳:大浦 千鶴子, その他:伊藤 羊一
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