回復:どんなリカバリー方法も睡眠時間の確保が大前提になる理由

ワークマンの新製品発表会に行ってきました。ランニングに直接的に役立つアイテムはかなり少なめでしたが、この秋冬からリカバリーアイテムに力を入れるとのことで、とりあえずイベントレポートとしては何とか成立するものになりました。

発表会ではタレントの武井壮さんが、ブランドアンバサダーとして登壇したのですが、いつもながら物事に対するアプローチの仕方が興味深く、その上で自分の決めたことを最後までやり遂げられる強さこそが大切なのだと改めて気付かされました。

執念のようなもの。私はそう感じていますが、それこそ私に1番足りないものでもあります。私はあれもこれもやりたくなるタイプなので、決めたことを一途にやり抜くというのが苦手です。何かを始めると、そこから新しい発想が連鎖的に生まれて、最終的に違うことをしていたりもします。


それは個性でもあるので、必ずしも悪いことだとは思っていません。ただ、一途にやり遂げられる人を見るとかっこいいなとは思います。そして、成功する人というのはそういう人なんだろうなと。もちろん学べることはあるので、思っているだけではありませんが。

とにかくリカバリーは大切。少なくともランナーであり、肉体労働者であるうちは、回復しないことにはやりたいことを継続できません。回復してないのに次のトレーニング、次の仕事をしてもパフォーマンスは下がっていくだけで、自分の評価も下がります。

ただリカバリーについては間違った情報が蔓延しています。ストレッチやサウナで疲労感は取れても疲労は回復しません。ワークマンのリカバリーウェアも血行を促進するし、睡眠の質も上がるけど、肉体としての回復が促されるわけではありません。

リカバリーに必要なのは「寝る」こと。リカバリーウェアで睡眠の質が上がるなら、それはリカバリーにつながる可能性があると考えていますが、普通に寝た場合と、リカバリーウェアを着て寝たときで、肉体的な回復にどれくらいの差があるなかのエビデンスはありません。

RPGゲームではないので体力を数値で表すことはできませんが、たとえば疲労なしの状態を100だとします。それが仕事やトレーニングで80になったとします。寝ることで最大25回復するなら、翌日に疲労を持ち越すことはありません。

でも仕事やトレーニングで30消耗していたら、寝ても95までしか戻りません。仮に睡眠の質が上がって回復の最大値が28になっても足りません。この考え方があまり一般的でなく、「寝ているのに回復しない」なんて口にする人もいます。


それどころか、睡眠時間を削ってトレーニングをして、睡眠時間を削って「リカバリーのために」サウナに入るような間違った行動を取る人すらいます。「睡眠は時間ではない」と言う人もいますが、睡眠時間は絶対です。少なくともランナーや肉体労働者にとっては。

まずは睡眠時間ありきで、そこにリカバリーウェアを使ったり、リラックスのためにストレッチをしたり、気分転換のためにサウナに入ったりする。そうあるべきなのに、時間が軽視されがちなのが実情。言うまでもなく栄養も大切ですが、それすら睡眠ありきです。

質のいい睡眠。それを否定したいわけでなく、睡眠の本質を忘れてはいけないという話。消耗した体力を回復できるだけの睡眠時間が必要で、睡眠時間を確保できないなら消耗させない。さまざまなリカバリー方法はそのベースがあったうえで導入するものです。

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