鍛錬:ダイナミックな変化は焦らないことが大切

久しぶりに3日連続で自宅作業だったのもあり、3日連続でジョグをしようとしたのですが、3日目に左膝の内側に鋭い痛みが出たので3日目は2kmで帰宅、自宅での筋トレに切り替えました。そもそも2日目に違和感があったので焦ってはいません。

膝に痛みが出るのも想定内で、これまでと違った走りかたを取り入れていて、明らかに膝に負担がかかっています。シリアスランナーを卒業したのなら走りかたを変える必要なんてないと思うかもしれませんが、シリアスランナーでないからできる取り組みでもおります。

ランニングフォームの変更はランナーにとって、積み重ねてきたものを手放すことになるため、余程の理由がない限りやるべきことではありません。走っていて何度もケガをするとか、さらに高みを目指すとか出なければ、ランニングフォームはナチュラルが1番です。


私もリスクを犯したくなかったので、今回のようなダイナミックな変更をこれまでやったことがありません。多少の改善は積み重ねてきましたが、ランニング理論の根底となる部分から変更しているので、まずは体づくりから始めなくてはいけません。

変更点をわかりやすく表現するなら「ピッチ走法をストライド走法に変えた」ということになりますが、ストライドを伸ばそうとしているのではなく、結果的にストライドが伸びているだけです。走りの感覚としては空中に浮いている時間が長くなります。

空中にいる時間が長くなるということは、それだけ着地の負担が大きくなります。それゆえに、着地が少しでもズレると膝に負担がかかります。その上、着地の反発を推進力に変えているので、膝回りの筋肉がかなり圧縮されます。その結果、膝が痛くなるわけです。

ただ、痛くなるのはオーバートレーニングであって、ランニングフォームを変えたことよりも、走り過ぎの影響だと考えています。ただその走り過ぎというのは絶対値ではありません。ケガを回避するために走行距離そのものは以前よりも短くしているので。

それでも痛みが出るというのは、まだ走り過ぎということになります。今の走り方を続けて細かい筋肉が成長するまで、5kmくらいのランニングに抑え、長い距離を走りたいなら朝と晩に分割する。それくらいの配慮がないと膝は簡単に壊れてしまいます。

走力アップに時間がかかる所以でもありますが、ランニングを始めたばかりはそんなこともわからずに走り続けて故障してしまいました。おかげで裸足ランニングにも出会えたので、後悔はしていませんが。ただ、ケガをせずに成長していれば今頃サブ3ランナーだったかもしれません。


そうなると万里の長城マラソンとの関わりがなかったかもしれないので、まさにケガの功名で今の自分があるわけですが。ランニングというのは本当に面白いスポーツです。ただ走っているだけなのに、いつの間にか人生を変えてしまうわけです。

私だけが特別なのではなく、ランニングを続けている人は大なり小なり人生を動かされています。それが必ずしもいいこととは限りませんが、私はポジティブに考えています。走っているからこその出会いがあり、成長もあります。それがなかった人生なんて想像できません。

そして新しい出会いを生み出すのはいつだって新しいチャレンジをするときです。そういう意味では今回のフォーム変更には期待しています。新しい扉が開かれるのではないかと。まだその土台づくりの段階ですが、この先に面白い未来が待っていると信じて、ゆっくり焦らず積み重ねていくとします。

著:ブラッド・スタルバーグ, 著:スティーブ・マグネス, 翻訳:福井久美子
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