
ホームページの修正とページ追加を依頼されて引き受けたのですが、令和の時代にHTMLを手打ちするという作業でして、しかもなぜかFTPアプリが使えなくて、サーバー上で直接記載。もちろんバックアップは取っていましたが、なかなか思うように進まず。
それでも「?」になるところはほとんどなく、昔とった杵柄というか、やればできるものだなと。あと少しでたたき台レベルになるというところでCanvaのサーバーが落ちてしまったので作業は先送りになりましたが、何とかなるものです。
若い頃に覚えたことは簡単には忘れないのだとしたら、いまサッカーをしてみると、そこそこ動けるのかもしれません。少なくとも同年代と比べると、それなりに走れるような気がします。筋力と体力だけは20代よりもあるので。
そう考えると、CADなどの操作も意外と染み付いているのかもしれません。もっとも、この先の人生でCADを触ることはほぼないのでしょうが、自分にできることは自分で思っている以上に多くて、まだまだ可能性が溢れているのかもしれません。
でも、いま面白く感じるのは情報発信であり、自分の書いた文章が多くの人に読まれるのは素直に嬉しいものです。先日のニューバランスのイベントをRUNNING STREET 365で記事にしたのですが、ゲストの田中佑美さんがリツイートしてくれたのもあって、インプレッションが2.5万にもなっていました。
記事そのものはそれほど読まれていないのですが、少なくとも田中佑美さんが読んでくれたというだけで、やはり嬉しいものです。そして、東京レガシーハーフマラソン2025の記事は1600PVを超えています。1600人が読むマラソンレポートはRUNNING STREET 365としては珍しいことです。

自分で自分の文章を読み直すことはほとんどしないので、どれくらい読みやすいのか、どれくらい誤字脱字があるのかはわかっていません。でも、読みものにはなっているということで、ランニングジャーナリストとしての役割は果たせているような気がします。
私はライターでもありますが、同時にサイト運営もしているので、HTMLはもちろんのことスタイルシートの基本、WordPressの操作などはひと通りできます。複雑なことをする場合は時間がかかりますが、大抵のことは情報収集しながらできてしまいます。
それは私に適正があるからなのか、それとも誰でもできることなのかはわかりません。でも、いまさらHTMLでサイトを作るとなると、誰でも簡単にというわけにはいかないのでしょう。もしかしたら、これを仕事にできる可能性もあります。
どこからがプロなのか。これはかなり難しい問題です。お金をもらって作業すればプロということなら、きっと私もプロになります。実際にサイトの修正と記事の追加をしているわけなので。ただ、専門家かと聞かれれば答えは「NO」です。
想定外のトラブルがあると対応しきれなくなりますし、それを仕事にしている人は引き出しの数が違います。でも、簡単なことならできるし、それくらいのレベルしか求められない作業も世の中にはいっぱいあります。そういう部分を仕事につなげていくというのも面白そうですが、私はやはり専門家として仕事をしたいところ。
ライティングもできるだけランニングと旅に特化して書き続けたいですし、少なくともこれから10年間はそこが私の軸になります。好きなことだけして生きていく。甘えているように感じるかもしれませんが、私たちに与えられた時間は有限であり、「楽しかった」と思えること以外に時間を使いたくはありません。
そして楽しかったと感じたことは、いずれ身を助けてくれます。結果的に好きなことだけして生きていくことが自分を守ってくれるわけです。
