
北京から帰ってきたばかりだというのに、いま天童にいます(何のトラブルもなければ)。部屋がまったく片付いておらず、それでいてやらなくてはいけないこと、やりたいことが山積みで、そうは言いながらも時間は待ってくれないので、起きているときは頭がフル稼働しています。
そういう状態が好きなので、大変ではありますが辛いとかキツイとかネガティブな感情はありません。願わくばあと1時間ほど睡眠時間を確保したいくらいですが、そうするともっと大変なことになるので、睡眠時間の確保は来週の盛岡遠征が終わってからにします。
本当はRUNNING STREET 365のコンテンツを増やしたいですし、北京旅人も台湾旅人も書かなくてはいけないことがたくさんあります。ただ、万里の長城マラソンが終わったばかりということで、頭の中の半分以上は来年の大会について。
仮にトータルで300名が参加するとして、何をどう簡素化すればいいか、どうすればミスを減らせるかをずっと考えています。それだけでなく、どのようなトラブルが起きるのかも想定し、それにどう対処するかもシミュレーションしています。
まだ記憶が新しいうちにやっておかないといけないことなので、まずはそこを最優先。8時間の受付に300名がやってくると思うと、1時間で40人くらい対応しなくてはいけません。1人あたり2分もないわけです。このため、少なくとも日本人の受付だけはスムーズに行う必要があります。
そこはあまり心配していませんが、全体の受付をスムーズにするのは必須。ゼッケンやチップを探しているなんて時間はありません。1人ずつの質問に応えることもできません。だからアナウンスをしっかりしなくてはいけません。あとは、ゼッケンやチップの渡し間違えをなくすこと。

どうすればいいかずっと考えています。ほとんどのことはすぐに答えが出るわけではありません。でも考え続けたら、ふとした瞬間にアイデアが湧いてきます。これは機械設計時代からやってきたスタイルで、まずはとにかく考えます。それがないとアイデアは湧きません。
天才ならすぐに答えにたどり着けるのでしょうが、私は凡人なのでひたすら考えるだけ。ただ、考えれば必ず答えに辿り着きます。私は考え始めるのが遅い傾向にあり、いつも直前になって慌ただしくやっていますが、今回はそれをなくしたいところ。
とはいえ、他のことも考えます。万里の長城マラソン以外のこともアイデアが湧いてくるので、思いついたことはすべてメモしておかないと忘れてしまう年齢。いつまでも万能なつもり(いつ万能であったかは聞かないでください)でもいられません。
考えに考えてアイデアを出す。そのアイデアやひらめきは私の武器のひとつでもあります。自分でいうことではありませんが、そこそこ個性的なアイデアが浮かんできます。ただ、その多くは実行する時間がなくて消えていきます。
きっと私は自分でやるのではなく、誰かにアイデアを提供するほうが向いているのでしょう。それはわかっているのですが、求められないアドバイスをするほとお人好しではないので、消えていったアイデアを「もったいないことしたな」と思うだけ。
それでも考えることをやめるつもりはありません。考えることだけが私の活路。そして私にとっては何よりもエンタメになります。どんな小説よりもどんなアニメよりも、考えることは楽しく、何よりもいつも渇いている私を満たしてくれます。
