
宮古サーモン・ハーフマラソンを走り終えてから盛岡に移動。その夜に友人と合流して盛岡の美味しいお店に連れて行ってもらいました。見たこともない創作料理で、シメサバがあんな姿に……アボガドが……などなど色々あったのですが、今回も楽しい時間を過ごせました。
そのときに知ったのですが、盛岡シティマラソンが廃止されるのだとか。人件費や物価の高騰が原因で、盛岡市で負担しきれなくなっているとのこと。完全に廃止が決まっているのではなく、廃止も視野に入れて、規模縮小や違うイベントの開催も検討するのだとか。
ハーフマラソンの楽しさを知ってしまったので、盛岡シティハーフマラソンにしてくれないかなと少し期待しています。盛岡シティマラソンも楽しかったのですが、基本的には田舎道を走るので、コースに特色があまりありません。大会全体としても個性がない感じで。
でもハーフマラソンなら盛岡の魅力をギュッと詰め込むことができます。先日、展望台がある岩山に行ってきたのですが、そこをコースに組み込めば、タイムを狙わないランナーは盛岡の絶景を楽しめます。厳しい坂道も個性になりますし、大会としての魅力は出せます。
他にもグルメランみたいなイベントでもよいかと。日本だと難しいのかもしれませんが、盛岡にはベアレンビールやあさ開など、美味しいお酒があるので、グルメランのエイドで出すのもあり。盛岡は水が豊かなので、コーヒーなども焼き菓子と一緒に出したり。
わんこそばやジャージャー麺、冷麺ありますし、飲食店と提携してそれらのお店を巡るスタンプラリーランのようなものでもあり。フルマラソンにこだわる理由なんてどこにもありません。むしろ、世の中にない新しいものを生み出すチャンス。

マラソン大会でないなら、秋開催にする必要もありません。魅力的なランイベントを開催するポテンシャルは十分にあり、本当に必要になるのは実行委員会のやる気です。廃止されるということは、これまでの責任者はプレッシャーをかけられていたはずです。
それがどれほどのものかはわかりませんが、高いモチベーションを持って、新しいことにチャレンジするのは簡単なことではありません。市長が「責任は私が取る」くらいのことを言わない限り、同じようなことを繰り返すだけ。マラソン大会で大事なのは圧倒的な情熱です。
市長が走る大会は成功しやすいのは、市長が先頭に立って旗振りをしているためです。宮古サーモン・ハーフマラソンは、市長が走ってないかと思いますが、開会式から閉会式まで会場にいたようで、挨拶内容も含めて大会への情熱を示しました(来年はぜひ走ってもらいたい)。
箱だけ用意しても上手く回らないのがマラソン大会。しかも物価も人件費も上がっていて、参加費以外のどこかで収入を得るか、支出に見合うだけの経済効果を生み出す必要があります。逆に言えば、それさえ上手く設計しておけば、金銭的な理由で継続できなくなることはありません。
そこに情熱を持った人が旗振りをすれば、どうやっても成功する未来にしか辿り着きません。もちろん、そこには想像をはるかに上回る苦労もあるはずです。だからこそ、先頭で旗を振る人の情熱が大切になるわけです。どんな状況であれ前へ進む力強さと、良い意味での鈍感さ。
いずれにしても盛岡シティマラソンが廃止されるなら、後ろ髪を引かれることなく、宮古サーモン・ハーフマラソンにエントリーできます。来年は第40回大会になるとのことなので、前泊もしくは後泊をして宮古をもっと楽しもうと思います。
