転換:「才能を持った人見知り」から「聡明なリーダーシップ」へ

1週間くらいずっと書こうと思っていたテーマがあったのですが、いざ書こうとするとテーマがまったく思い出せないという日が続いていました。書いていないときに思い出すのでメモをすればいいのですが、大雑把な性格と「思い出せないならその程度のこと」という開き直りから放置していました。

今日も思い出すことができなかったので、思い出すことができないというテーマで書こうかと思っていたら、ふと本来のテーマが頭に降りてきたので、きっと今が書くべきタイミングだったのでしょう。そこまで前振りするほどのテーマではありませんが。

書きたかったのは、日本国内の大きな流れが変わったということ。日本に限ったことではないと思うのですが、世の中の風潮というものがあります。それは数ヶ月単位で変わるものもあれば、何十年単位で変わるものもあります。ただ、間違いないのが「流れはいつか変わる」ということ。


そして、その流れは世の中のメインストリートを歩く人をも変えてしまいます。わかりやすいのがアイドルの流行り廃れで、たとえばAKB48というアイドルグループが流行る前には少人数や単独で活動するグループに人気が集まっていました。

私は2000年に社会人になったのですが、当時は全体主義が崩れ「個」を重視する人が増えつつあり、優れた個が集団を強くするという風潮から単独行動をする若者が増えていたように記憶してきます。代表的な著名人でいえば中田英寿さんなど。はっきりものを言う人が増えたのもこの時期です。

それが行き過ぎたからか2010年くらいからは、集団やチームというものが意識されるようになります。ただ、それを引っ張っていくのがはっきりものを言う人たちであり、明るく元気のいい人たちが世の中のメインストリートを歩き始めます。その象徴のひとつが「AKB48」でした。

新興のIT企業の社長などの発言が注目され始めたのもこの頃。ただ、どんな流れにも終わりがきます。明るく元気な人たちに疲れた世の中が次に求めたのが、物静かでありながらも秘めたものを感じられる人たちで、それがアイドルでいえば「乃木坂46」で、お笑い芸人のオードリーが注目され始めたのもこの頃。

これまで日陰で静かに暮らしていた「人見知り」の人たちがメインストリートを歩き始めたわけですが、もちろん実力や魅力があってのこと。ただ、時代の流れに乗れたのが大きいと私は感じています。そして、その時代がちょうどいま終わりを迎え、新しい時代に入ろうとしています。

少し前から燻ってはいましたが、最終的に火をつけたのは高市首相でした。これは私が改めて説明するまでもなく、多くの人が肌で感じているかと思います。これからの時代は「はっきり言う人」がメインストリートを歩くことになります。


2000年前後と違うのは、その頃は「個(自分)」を守るためにはっきり言っていたのに対して、今回は個を犠牲にしてでも全体を良くするためにはっきりと主張する点にあります。おそらく勘違いして、最初は声だけ大きい人がメインストリートに出てきますが、すぐにメッキが剥がれて路肩に追いやられます。

当然ですが、これまでメインストリートを歩いていた人たちも消えていきます。おそらく坂道グループもその役目を終えてしまうのでしょう。お笑い芸人も「お笑い」そのものが厳しい立場になるかもしれません。潮目を読んで上手く立ち振る舞える人だけが残っていく。

「あなたは世の中に対して何ができますか?」に答えられる人が重宝される時代がこれから10年続く。ただそれも、いずれ別の流れに飲み込まれます。それが社会であり、そこで疲弊したくないなら、自分だけの道を1人で歩くことです。慎重かつ大胆に。

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