希望:若者たちのエネルギーにあてられて

万里の長城マラソンの新しいスタッフと打ち合わせと食事をして、いろいろと話を聞けました。これから未来を作っていく2人で、これからの自分に対する希望のようなものが見えて、それでいてエネルギーに満ち溢れている。自分にもそんな時代があったのでしょうか。

20年前は周りにそういう人はたくさんいました。野望のようなものをギラつかせて、成功のある未来に向かって突き進む。でも周りも同じように歳を重ねていくと、当たり前のようにみんな落ち着いていき、刺激を与えてくれる人は限られてくる現実。

嬉しかったのは、そういう希望や野望のようなものを若い世代がちゃんと持っているということ。よく考えれば、RUNNING STREET 365の取材などで会っている人たちも若い世代で、みんなそれぞれにお悩みを抱えつつも前を向いているんだろうなと。


ただ、私がそのタイプではなく、内向型で自分の内側ばかり追い求めるタイプだったのもあり、取材などで会う若者になかなか興味を持てず。話は少し逸れますが、とある取材で元モーニング娘。の辻希美さんを初めて直接に目にして、38歳になっているということに何とも言えない気持ちになってしまいました。

あたり前のことですが、みんな等しく歳を重ねていく。みんな等しく消耗していく。その中で夢を叶えた人、夢に敗れた人もいて、それでも現在進行形で未来に向かって時は流れていく。これだけは抗いようのない事実。それでいて、次の世代も同じような道を進んでくる。

私がいましようとしているのは、その道のひとつを提示するということ。これまで私は若い世代と親しくなることはほとんどなく、50歳になるというのに「若手」の顔をして、世の中を渡り歩いてきました。だから、次の世代のことを考えることもなく。

ただひたすらに、誰も進んでいない道を歩み続ける。それでいいとも思ったいました。でも、新しく万里の長城マラソンを広めていく仲間ができたことで、道を示すことも自分の役割のひとつなのかなと思い始め、何ができるかを考えています。

未来は自分で切り拓いていくもの。そのスタンスはこれからも変わりません。だから、2人にお膳立てをするつもりもなく、むしろ2人の力によって、万里の長城マラソンを次のステップへと進めていく。その過程で、2人の未来が素晴らしいものになるように促す。

もっとも、これまで部下というものを持ってきたことのない私に、そんな器用なことができるのかはわかりません。ただ、いろいろ任せるスタンスは意識したいところ。結局は自分でやってしまうこの性格を変えられなくても、抑え込むことはできるはず。


2人のうちの1人が、食事のときに「空芯菜を初めて食べた」と言いました。それは本当に羨ましいことで、世の中でやっていないこと、食べてないもの、見たことのないものがたくさんあるというのは希望しかありません。ランニングのパーソナルトレーニングでも、うまく足を動かせない人を見るとやっぱり羨ましく感じます。

足りていないものがあるというのは、これから何者にでもなれる可能性があるということ。もちろん、私もまだまだ満たされたわけではありません。ランニングだって追求していく技術や知識は無数にあります。ただ、伸び代は限られています。伸び代を減らせる時間も。

それでも、希望を持つことは大切で、やっぱりギラギラしてなきゃなと、2人から刺激を受けています。きっとこれからも、エネルギーの塊のようなものをぶつけてくれるはず。それに負けないためにも、自分の旗をしっかり掲げていくとします。

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