脱力:これから目指すのはしなやかな体の使い方

信じられないことに、またアルバイトで腰をやってしまいました。またしてもギックリ腰なのですが、流石に体も対策できるようになったのか、骨がわずかにズレた瞬間に動きを止め、「やらかしたかも」を、最小限に抑えられています。なのでその後も仕事はできました。

翌朝、起きたときにはかなり違和感が強くなっていましたが、それは想定内。いつものように座らないと靴下を履けないということもありません。ただ、確実に痛みはあって動きは制限されています。問題は、繰り返し傷めているという現実。

インナーマッスルが弱っているのは間違いありません。だから、ピラティスを自宅でやるなどして対策を考えなくてはいけません。これまでは走ってインナーマッスルを鍛えていましたが、アルバイトの負荷と練習量のバランスが崩れています。


体幹には自信がありますが、この程度ではどうにもならない。そんな状態になっているので、さらにステップを上げる必要があります。ただ、筋力をつけるというよりは、どちらかというと「脱力」。力を入れすぎているからケガをするので、力を抜いて予防するというスタンス。

これは腰を傷める前から考えていたことで、ただ浅く考えている程度だったのを、それなりに真剣に受け止めようかと。脱力が上手くなればケガのリスクが下がるだけでなく、競技力が上がります。ロスが少なくなるので、走りがもっとスマートになります。

もっとも言葉でいうほど簡単なことではありません。パーソナルトレーニングでも「もっと力を抜いて」というのはよく口にしてしまいますが、それができないから動きが悪くなっているわけで、自分でコントロールするのはかなり難しいのが現実。

困ったことに、意識して力を抜くというのは、ピラティスをやってきたこともあって、私はそこそこ上手くできます。上手くできるがゆえに、できない人の気持ちがわからない。いや、かつては力みすぎるタイプだったので、わからないことはないのですが、つい忘れてしまいます。

他人はともかく、問題は私自身。意識すれば脱力できる。でも、それを四六時中ずっと維持するというのが次の課題。力任せなのではなく、むしろどんなときも力を抜いて、どんな動きにも柔軟に適応させる。それができるようになれば、ケガのリスクも下がるはずです。

簡単なことではない。だからこそ、いまやるべきことなんだろうとは思います。ここが人生のラストチャンス。軸を崩すことなく、滑らかに動く。いや、そもそも軸を崩さないという部分が間違いなのかもしれません。脱力のためには、ときとして意図的に軸を崩すことも必要なのかもしれません。


軸が崩れないように踏ん張ることが、無駄な力を生み出している。もっと柔軟に、もっとしなやかに動けるようになるには、しなやかさを意識してみると面白いかもしれません。それは軸が必要ないという話ではなく、あくまでも基本は軸がある状態で、脱力でそこにしなやかさを持たせるという話です。

しなやかに走る。ちょっと面白そうじゃないですか。古武術にも通じそうですし、合気道とか柔道とかにも近い動き。しかもそれは私がパーソナルトレーニングで教えている動きの延長線上にある動きでもあります。ただ、どうすればしなやかになるのかは分かりません。

お酢を毎日飲むとか、そういうことでもないですし、体をくねくねさせる動きをトレーニングに加えるのも違います。何をしていいのかわからないので、まずは自分に「しなやか」と言い聞かせながら走るとします。その中で気づきがあればまた報告します。

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