
今年の夏も暑くなるだろうということで、今年は多くの企業が、暑熱対策グッズを新しく展開しています。RUNNING STREET 365の記事も暑熱対策のアイテムだとアクセス数が増える傾向にあり、ランナーにとっても世の中にとっても夏の暑さは気になることのひとつ。
ただ、今年の夏が暑くなると約束されているわけではありません。すでに違和感のある人もいると思いますが、6月なのに快適な日が続いています。雨や台風の影響であり、一時的なものと思うかもしれません、少なくとものこの時期に日本は温められていないわけです。
ここ数年よりも初動が遅くなっているなら、少なくとも、いつもよりも秋が早めにやってきます。今年の秋マラソンは快適な環境で行われる可能性が高いと私は予想しています。もちろん、例年と比べてという話で25℃くらいの環境でのレースは多々あるはずです。
仮に今年が麗華だった場合、予定していたよりも暑熱対策アイテムが売れず、多くの企業が在庫を抱えることになります。かなりの経済損失が発生するのは容易に想像がつきます。暑くなってくれないと困る企業と、暑くなると困る人々。
別にどっちの味方をしたいというわけではありません。本来なら涼しさを歓迎すべきなのに、温暖化を前提にすることへ日本社会全体が舵を切ったタイミングでの冷夏がきたら、社会がどうなるのかは気になります。経済に対する冷や水になるのか、未来に向けての教訓になるのか。
ただそれはRUNNING STREET 365にも影響することでもあるので、ただ客観視すればいいという話でもなく。暑熱対策は必要ですし、アイテムもうまく使って欲しい。でも現実として、それらが必要ない夏が来ることも想定しなくてはいけません。

全然暑さを感じないのに「この暑さ対策グッズすごいよ!」と紹介するのは、サイトの信頼を損なうことになります。むしろ、早めに冷夏であった場合にランナーがやるべきことを提案する。ある程度の先読みをしないと、必要とされる存在にはなれません。
必要とされる、信頼されるサイトになるには、ある程度身銭を切る必要もあります。メーカーから提供されるものだけをレビューしていたのでは、他者と同じことを発信することになります。もちろん、中身は違いますが、パッケージは同じなので独自性を出しにくくなります。
だから時々、コラムを書いたり、自分で購入したアイテムをレビューする必要があります。これまでそれをあまりしてきませんでしたが、先日リーニンのランニングシューズを購入しました。届くまで2週間くらいかかるとのことだったのですが、1週間くらいで到着。
これはそれなりに注目される記事になるのではないかと感じています。実際に走ってみたら、箸にも棒にもかからないということも考えられますが、中国最大のスポーツブランドであるリーニンのランニングシューズでそこまで酷いものを売るわけがありません。
ただ、身銭を切ったことで「こうなるべき」の理想が高まりすぎて、空回りのレビューになる可能性もあります。ワークマンの980円シューズと同じで、バズることなど考えずに丁寧にレビューするだけ。あまり読まれなければ、それはニーズを読み間違えただけのこと。
仮に読まれなくても、そもそもデザインに一目惚れして購入に踏み切ったので、そこまで痛手ではありません。しばらくワークマンのシューズをメインに使ってきましたが、きっとここで入れ替え。来週あたりから「リーニンすごい」を連発しているかもしれません。
