予選:世界の舞台で活躍する日本人たち

幸運にもW杯予選をすべてリアルタイムで視聴できました。決勝トーナメントも2時に起きさえすれば日本代表を応援できます。もちろん起きるつもりですが、月曜日はアルバイトを入れず、早めに就寝するつもりです。さすがに見逃せない1戦ですので。

ブラジルは強い。でも、大きな流れとして、日本のほうが勢いがあります。ヨーロッパのチームも積極的に日本人を獲得するチームが増えていて、かつてのブラジルの地位を日本が取って代わろうとしています。不安要素もありますが、ベストメンバーを組めないのはどの国も同じ。

サッカーはぶつかり合い、削り合うスポーツなので、ケガはどうしたって起きます。身体能力が高い選手ほどケガのリスクが高いため、チームの中心的存在は、いつだってケガのリスクを背負ってプレーしています。トップアスリートはそういう領域でプレーしているわけです。


その覚悟が足りてなかったんだろうなと、過去の自分に対して思います。いや、当時はそこまでシビアではありませんでした。ここまで選手が酷使されるのは現代サッカーならでは。とにかく試合数が多くて、要求される運動量も過去とは比べものになりません。

かつてのようにブラジルからファンタジスタが誕生しなくなったのは、現代サッカーが高いフィジカルを求められるようになったからというのが理由のひとつ。かつてはフィジカルをテクニックで上回ることが可能でしたが、現代はテクニックなどフィジカルに潰されてしまいます。

そして、フィジカルよりも大切なのが連動性。これが日本代表の強さの理由。誰もサボることなく、次々にアタックするからトップレベルの選手でも思うようにプレーできずにいます。昨日のスウェーデンがまさにそれで、とにかく何もできない状態。

審判がもう少しまともだったら、大差の試合になっていた可能性もあります。もっとも、それも含めてのサッカーなのですから、審判に対してあれこれ言うべきではないのかもしれませんが。ただ、今回は近年稀に見る酷さだったなと。

それにしても、スウェーデンを「怖くない」と言える時代がやってくるとは思いもしませんでした。日本人は小柄なので、高さ勝負をされると押し込まれるのは現代においても変わりませんが、そういうサッカーをするチームが減っているから、身長の低さはかつてほどネガティブな要素になっていません。

時の流れはあらゆるスポーツを変化させていきます。ランニングも20年前と現代では、トレーニングメニューの組み方からして変わっています。サッカーだって他や競技だって同じで、人間のポテンシャルをより引き出せるトレーニング方法を誰でも選べる時代。


そうなったときに、日本人が世界で活躍している。これは驚きであり、スポーツは持って生まれた才能だけではないのだなと感心させられます。ただ、陸上競技のように、シンプルにフィジカルの強さを競い合うようになると、日本人はなかなかアフリカ系に勝てません。

一方でチームスポーツになると、アフリカ系はなかなか結果を出せません。それぞれに得意分野があるというのはとても健全なこと。ただ、戦術とかチームワークとかを壊すような圧倒的な個が出てくるのもスポーツの面白さだったりします。

今は日本が強い時代、20年後30年後に同じ状態になっているとは限りません。盛者必衰という言葉があるように、いずれ衰えていくのがスポーツの面白さ。日本代表が強いうちにW杯を生で観戦してみたい。ちょっとだけその欲が強くなってきました。まずは4年後。その前にブラジル戦を楽しむとします。

著:茂木誠, 著:宇山卓栄
¥2,048 (2026/06/27 06:39時点 | Amazon調べ)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次