
Onの新作を体験できるということで、先日箱根に行ってきました。スピードモデルということで、気温が少しでも低い芦ノ湖周辺で開催しようという考えがあったのでしょう。シューズについてのレビューはRUNNING STREET 365で行いますが、ここではそのこぼれ話を少し。
結果的にはなかなか暑い中での開催となりました。ただ、今回の試走で使った場所は、私がかつて夏のトレーニングとして利用したエリアで、木陰もあって都内のような蒸し暑さもありません。それでも暑くて早めに切り上げた人もいましたが、私には許容範囲内でした。
ちょうど前日に自宅近くで別のシューズレビューのためのデータ取りを真っ昼間にしていたのもあり、体が暑さに慣れたのかむしろ快適そのもの。3.4kmのコースを2回走りましたが、実業団の選手が引っ張ってくれたのもあり、ここ最近で最高スピードを体験しました。
ただ、それくらいしか出せないという危機感も。走り終えて、用意された温泉に入る前に体重を測ったら56.5kg。汗をかいた後にこの体重では走れなくて当然。ただ、これくらいの体重はそもそも狙っていたところなので、受け入れるしかありません。
一方で実業団の選手はとにかく軽やか。身も蓋もない話ですが、やっぱりマラソンは体重で決まるんだなと。いくら筋肉をつけても、それは錘になるだけで、むしろ筋肉すら削ぎ落とすのが世界レベルのランナーに求められます。それは本当に厳しい世界。
そして、試走会で一緒に先頭グループを走った人たちは、みんな引き締まったいい体をしていました。上半身までしっかり太いのは私くらい。太っているわけではありませんし、普段のラン仲間といるときは、私は絞れている側なのですが、本格派が揃うと私の偽物感がすごいことになります。

それはともかく試走会。試走の前にシューズについてのレクチャーもしっかり受けていたので、初めて履いたシューズでも、きちんと設計の意図を読み取りながら走れました。実際にプロダクト開発に近いところで働いている人が説明してくれるのは本当にありがたい。
普段なら探りながらシューズの特性を掴むのですが、今回はその部分をすっ飛ばせたので、短い時間でしたがいろいろ見えてきました。もちろん疑問点も。走り終えてから記事の構成を考え始めましたが、なかなか面白いレビュー記事を書けそうな気がします。
ただ現在進行形で別のレビュー記事も書いており、まずはそちらを終わらせなくてはいけません。そして来週にはまた別の1足がやってきます。ありがたいことではおりますが、方向性も走り方も違うシューズを同時に取り扱うと頭と体が混乱してしまいます。
それでも、こうやって発表会や試走会に呼んでもらえるのはありがたいことです。そういう場では私はできるだけ大人しくしているのですが、毎回のように同じ顔ぶれになるので、ゆっくりと親しくなっていきます。それもありがたいなと。
何者でもない私が、長くランニング業界を支えてきた人たちと言葉を交わせる。それも一緒に走れる機会もあるわけです。そういう意味でRUNNING STREET 365を始めてよかったなと。万里の長城マラソンの宣伝のために始めたサイトなんですが、そこもうまく回り始めています。
今日は万里の長城マラソン練習会。なんと合計9名で箱根路を駆け上がってきます。1年前には考えられなかったような転換が起こっています。ランニングにはそういう力があり、私を思いもしなかったところに連れて行ってくれます。だから飽き性の私でも続いているのかもしれません。
