
ランニングシューズのレビューが続いていて、いよいよマラソンシーズンが近づいてきた感じがします。とはいえ、実際の気温はここからが厳しいものになり、とても屋外を走れる環境ではありません。それでもレビューのために走っていますが。
シューズレビューだけは、実際にアスファルトの上を走らないことにはどうにもなりません。新製品の発表だけなら何とでもなるのですが、まさかトレッドミルを走ってレビューとするわけにはいかず。だから屋外を走るのですが、基本的に1足につき4km走るのですが、これが大変。
2kmはジョグペースで走り、そこはウォーミングアップみたいなものなので問題ないのですが、レースペースでの2kmが本当に苦しい。ただ、レースペースといっても、出ているペースはそこまで速くありません。そこで迷うわけです。遅い理由は暑さか自分にあるのか。
35℃近い気温の中で走れば当然ペースを落とすことになります。ただ、同時に私の体重がちょうど適性体重くらいで、ランナーとしては重たい状態。上半身の筋肉をつけることにしたので妥当な体重ではありますが、3kgは重たいので、ペースが上がらなくて当然です。
そうなると痩せたくなるのですが、それで重たい荷物を持てなくなるのは違います。なので体脂肪だけ落としたいのですが、そんなことはできるわけもなく。走って脂肪を燃焼させると、筋肉も燃焼するので、脂肪だけを減らすというのは不可能です。
ただ、いまの見た目には満足していないので、これは大きな課題のひとつです。筋力は残しながら脂肪を減らして、四六時中キレキレの体を維持する。現実的でないことは理解していますが、ここは妥協せずに作り上げていきたいところ。

こうありたいという理想があって、そこを目指すと見えてなかった弊害が浮き彫りになり、「これではいけない」と危機感が生まれる。そこが迷走の始まりです。私だけでなく、誰もが知っているランニングブランドも、いまそのような状態にあります。
おそらく、表に出ないところで社内の改革があったのでしょう。うまく回っていた部分まで弊害が出ていて、なんだかなと。世の中に完璧な会社などないことは50年も生きていればわかるようになるものですが、今回の件はメーカーの規模からしたら驚きです。
結局、会社というのは「人」です。そして人がやっている以上、いくら優秀な人材が集まったところで、うまく回らなくなることがあります。いや、優秀な人材が多すぎるから迷走するのかもしれません。その結果、本来進むべき道から逸れてしまう。
社会というのは不思議なもので、学生時代は80点で優秀だったのに、社会人になると100点以外は認められなくなります。ひとつのミスも許されない環境になるわけですが、それが優秀な人たちを萎縮させ、迷走の要因にもなります。
軸を通して、みんなが同じ方向に走り出す。これが理想ですが、誰かが「それはリスクがある」「こっちのほうがいい」と主張し、それが優秀な人の発言だと周りが納得してしまう。その結果、なぜそちらに進んだ?というような状況が生み出されます。
もっともそれは周期のようなもので、どの会社にも個人にも起こること。それを乗り越えて成長していくので、ある意味で糧のようなもの。よくない時期はどうしても避けることはできず、それは成長への通過儀礼のようなもの。人間なんて迷ってなんぼですから。
