停頓:アイデアや工夫は不便の中から生まれる

ジンバルカメラを手に入れたいと思いつつ、予算が厳しいということで、あれこれ考え始めました。まず候補にしたのがアクションカメラ。アクションカメラ単体だと5〜6万円の予算で手に入ります。中古ならさらに安く売っています。

ただアクションカメラでランニングを撮影している人たちの動画を見ると、酔いそうな映像になっていたので「ジンバルは必須!」という結論に。ではやはりジンバルカメラが正解なのかと思ったものの、アクションカメラにジンバルを付ければいいという発想に。

ジンバルは1万円前後で購入できますし、アクションカメラと合わせて購入しても、予算の範囲内に収まります。ただ、アクションカメラとジンバルの組み合わせというのは、5年前くらいの流行りらしく、最新モデルはほとんど見つかりません。


アクションカメラの手ぶれ補正が強力になり過ぎて、一般的な使い方の場合は、ジンバルが必要ないと判断されたのでしょう。でも、私は一般的な使い方ではなく、ランニングの動画を撮りたいわけです。かなりの上下動があるので、アクションカメラ単体は考えられません。

いろいろ調べていると、手元にあるスマホ用のジンバルでアクションカメラを挟み込めるとの情報。これは完璧と思ったものの、そこから1周回って「iPhoneで良くないか?」ということ。普段使っているiPhoneではなく、自宅で転がっているiPhone 13 mini。

カメラのレンズカバーが割れているのですが、そこを修理さえすれば問題なく使えます。しかもコンパクトなので邪魔にもなりません。さらに超広角でも撮影できます。もう使うこともないので、カバーを外しても構わないというのも魅力。

Lightningケーブルという点だけが不満ですが、MagSafeにも対応しているのでその点は何とでもなります。中古のiPhone 15 Proという選択肢もあります。これはかなり魅力的です。ただジンバルそのものが少し大きいという問題はあります。

コンパクトさではジンバルカメラには遠く及びません。でも、気軽さという点では圧倒的にiPhoneのほうが有利です。別にiPhoneに限る必要もありません。カメラ性能に優れたAndroid端末を選べば、1インチセンサーを積んだカメラで撮影もできます。

端末のアップデートは後にしても、現時点で手元にあるものだけで撮影環境ができる。そこが魅力。まだアップデートが必要だと感じるほどの動画クオリティでもありませんし。いまこだわらなくてはいけない部分は機材ではなく編集技術。


とはいえ、こういうものは机上の空論を重ねても意味がありません。まずはやってみることということで、明日のパーソナルトレーニングの後にiPhone 13 miniを使って撮影してみるとします。都内に行くので秋葉原でひと駅走ってみて、機材を探すのもありです。

とりあえず、これで旅ランにミラーレスカメラを持っていく未来からは解放されました。荷物がかなり軽くなります。あとは旅先で作業をしないと割り切ることができれば、ランニング用のリュックひとつでOK。冬になったら上着などはコインロッカーに預けることになりますが。

気軽に旅ランをしようというのがひとつのコンセプト。なので、だいぶ理想に近づけたような気がします。最新の機材にこだわらずに、手持ちのものでやりくりする。そこには不便さが伴いますが、不便さは工夫を生み出します。その工夫が個性になるので、結果的にいい落としどころになるような気もしています。

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