万里の長城マラソンのプロモーションビデオ撮影に向けてデジカメのレンズを購入しました。別にわたしが撮影するわけでもないが、撮影風景なんかを写真におさめておきたかったのです。もちろんそれは言い訳にすぎない。実はまだ記事にしていないが少し前にもレンズを買っているのですが……そのレンズが17mmで34mm相当(35mm判換算)になります。これは標準レンズとして常時わたしのE-M10についていますが、これだと遠くからの撮影が難しいのです。ポートレートのような写真を撮りたいと思うとどうしてももう少し焦点距離の長いレンズが欲しかったのです。
そこで購入したのが『M.ZUIKO DIGITAL 45mm f1.8』。これで少し離れた景色もバッチリ撮れるぜなんて思ったのは実際に撮影するまでのこと。これまで17mmに慣れていたからとにかく撮りにくい。撮りたいと思うものを上手くフレームイン出来ない。もちろんこれは完全にわたし自身の問題で、レンズが悪いとかそういう問題ではない。慣れるまではこのレンズで撮りまくるしかない。いや、プロモーションビデオ撮影までには慣れなくてはいけません。
このレンズが発売されたのは2011年でPENシリーズ用に製造されています。それから3年経過したわけですが、評判は上々なのでレンズとしていいものなのは間違いありません。ただ、E-M10に合わせるとどことなく不格好です。なんと表現すればいいのでしょうか。「短足」という感じがします。どこが短足なのかと言われると困りますが、OM-Dシリーズはやはりある程度太めのレンズが似合うような気がします。E-M1にこのレンズを付けるなんて正気の沙汰とは思えません。
本当はボケた写真とかも撮りたかったのですが、この画角に慣れるのが精一杯で、何をどう撮ればボケるのかすらわかりません。撮れる範囲で適当に撮りまくりました。まずはボケささないで完全に解像するイメージで少し絞って使ってみました。すごいです。かなりしっかり写っています。セットレンズとはさすがに違います。ズームレンズと比べても意味は無いのですが、単焦点レンズを使うとやはりもうセットレンズには戻れません。
ちょうど大和のお祭にアイドルがやってきていたので撮ってみました。ファンの壁がすごいのでいい場所撮りが出来ません。そもそも画角に慣れていないのでどこが良いポジションなのかすらわかりません。なのでとにかく焦点だけを合わせてあとでトリミング前提でシャッターを切りましたトリミングしてもまったく問題ないです。そもそもブログ程度にしか使わないわけですから当然ですね。でもこんなにもしっかり表情が写るとは思ってもいませんでした。
夜の阿波おどりも撮影です。暗くなるとやっぱりいろいろと難しい。動きがあるのにシャッタースピードが足りないので、なかなかいい写真になりません。そこでまずはオートでということでお手軽撮影にしてみました。ピントが合わせにくいのですが、まずまずです。ブログには問題ありません。いや、だからブログ用ならコンパクトデジカメでいいじゃないかとか言わないでください。自己満足度がまったく違いますから。
動画も撮ってみました。ふだんE-M10で動画を撮ることなんて皆無なんですが、どんな感じになるのかの確認です。そもそも動画を撮らないというのは最大の問題でした。どうやってピントを合していいのかがわかりません。ピントがズレまくりです。これは別途今後の課題。画像そのものはきれいすぎてびっくり。GoPro必要ないやん…ほとんどブレないし。もちろんGoProとでは使うシュチュエーションが違うのですが。いや、ちょっとびっくりでした。最新のデジカメの動画ってこんなにすごいんもんなのですね。三脚があれば普通にビデオカメラです。
あとはもう画角に慣れるだけ。たくさん撮って、レンズと仲良くなろうと思います。おそらく当分はレンズを買い足すこともないと思うので、まずは使いこなせるように頑張ります。
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