ずっとワイヤレスのメカニカルキーボードが欲しくて、でも価格が高いので躊躇していたのですが、こちらでの仕事が忙しすぎて、収入にも余裕ができそうだったので思い切ってロジクールのメカニカルキーボード「MX Mechanical Mini for Mac(KX850MSG)」を購入しました。
正直言えばものすごく使いづらいです。慣れ親しんだキーボードからの変更なので、微妙はキー配列の違いに慣れず、タイプミスを繰り返しています。これは慣れるしかないのはわかっていますが、ここまで使えないと窓から投げ出したくなります。
1番の問題はキーボードの右端に「home」ボタンなどが並んでいること。意識したことはありませんが、私はキーボードの端を基準にタイピングをしていたようで、それが失われたことで「delete」と「return」を上手くタイピングできなくなっています。
さらにスペースキーも微妙に長くて、「⌘」を押すのについついスペースキーを押してしまいます。ストレスですし仕事の効率も落ちているので、早いところ慣れなくてはいけません。キータッチはとても気持ちよくて好みなのですが、ちゃんと打てないことには話になりません。
ただでさえ誤字脱字が多いのに、ライティングの仕事で失敗するのではないかと不安になってしまいます。比較的に適応力が高いほうだと思っていたので、ここまでキーボードに使い勝手の悪さを感じているのは想定外です。
きっと私のタイピングが独学なのが問題なんだと思います。独学というか感覚派なので、キー配列が変わってしまうと耐えられないほどストレスを感じるのでしょう。とりあえず1ヶ月ほど使ってみて、今後も使い続けるのかを決めるとしましょう。
こういうことがあると歳を重ねているのだなと強く感じます。若い頃ならなんてことのなかったことも、この歳になると簡単にはできなくなります。ひとつの動作に慣れるのに時間がかかりますし、自然とミスも多くなってしまいます。
歳を重ねることには、それ以上の魅力もあるので悲観的にはなりませんが、自分が若くないということをしっかりと自覚しておかないと大変なことになります。若いつもりで躓くのが1番かっこ悪いですから、そうならないようにだけ気をつけたいところです。
とてもよくできたキーボードだと思うのですが、今のところ見た目がいい以外のいいところがほとんど見当たりません。こういうのは相性もありますのでなんとも言えませんが、現時点では「MX Mechanical Mini for Mac(KX850MSG)はおすすめはできない」キーボードです。
もっとも1ヶ月後には「超快適!」なんて言っている可能性はあります。実際にキータッチは慣れたらストレスもなくなりますし、やはり「MX Mechanical Mini for Mac(KX850MSG)のデザインがいいというのがモチベーションアップにつながります。
価格は2万円ちょっとなので、メカニカルキーボードとしてはリーズナブルではありますし、配線が必要ないのは本当にすっきりします。まだ良い買い物をしたかどうかはわかりませんが、まずはこれからしばらくは使ってみることにします。
これで誤字脱字が多いと注意されると凹みそうですが、こればっかりは順応できるまで仕方ありません。できるだけ丁寧に、でも迅速に仕事をするための投資ですので、その投資をムダにしないためにも、まずはキーボードに慣れるようにがんばります。