いまのわたしにできることは今日という日を全力で生きること

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この2日間は完全に引きこもりで仕事をしています。走っているときと走っていないときの差が激しすぎるかもしれませんが、さすがに疲労が溜まっているのを感じていますので、今週は休足週間としてランを抑え気味にする予定です。

世の中は今日までが3連休のようですが、ブラック個人事業主のわたしは関係なくお仕事をします。ところが、今週は明日と明々後日は仕事を入れていません。明日はお寺でピラティス、明々後日は姪っ子が卒業式なので甥っ子の子守です。

こんなふうに平日を自由に使えることが会社員ではない強みです。

もちろんしっかりと仕事をすることが大前提ですが、幸運なことに仕事はさばき切れないほどの量あります。断っている案件もあるほどです。世の中はライター不足でてんやわんやしているようです。

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仕事がきちんとあり、休みも自由に取ることができる。お金はないけど生きている実感はあります。

好きなことしかしないため、ストレスもほとんどありません。仕事がやや遅れ気味なので焦りは多少ありますが、ストレスと言うほどではありません。

いい時代に生まれたなと心からそう思います。わたしは歴史好きなので、戦国時代や幕末に生まれたらどう生きていたかとときどき妄想ごっこをするのですが、名もない農家の倅として一生を過ごしていた姿しか思い浮かびません。

特別な才能があるわけでもなく、世界を変えたいという熱い想いを抱えているわけではありません。日本と中国の架け橋になりたいという想いはありますが、わたし以外にもそういう人はたくさんいて、わたしは小さな橋のひとつでもかまわないという気持ちもあります。

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一生をかけて行う仕事は万里の長城マラソンで、1人でも多くの人を中国に行ってもらうことです。

そういう情熱を持つことができたのも、この時代だからこそ。戦国時代や幕末であれば、黒船すら見たことがないまま田畑を耕して人生を終えていたでしょう。それが不幸だとは思いません。ただそうだったのだろうなと思うだけです。

人生というのは基本的に思い通りにはなりません。1年後に自分がどうなっているかなんて、正確に予測できる人はいません。ある程度目標設定をしてそこを目指している人もいますが、わたしには真似はできません。

会社を辞めたときも、3年後にもう一度考えよう。それまではがむしゃらに働こう。それくらいのことしか考えていませんでした。あれから1年半経過しましたが、いまだ先は見えず、1年半後にどうなるのかなんて予想もつきません。

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先が見えない事への不安を持つ人が世の中にはいるようですが、決まったレールに乗っていても、目的地にたどり着けるとは限らないのが今という時代です。

どうせ思い通りにならないのだから、最初から未来なんて見ずに今この瞬間の判断を大切にする。そういう生き方をしたい。それがわたしのスタンスです。

見えないからこそ慎重に石橋を叩くスタイルの人もいますが、それはそれでひとつの生き方です。自分の生き方があり、その方向性を見失わないこと。他の人の生き方を尊重はしても羨ましがらないこと。

小さな頃に「自分は自分、他人は他人」と親に諭されたことのある人も多いかと思います。他人がどうであれ、大事なのは自分がどうしたいかです。「みんな持っているから」という理由で、ものをねだることはいま思えば恥ずかしいことでした。

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最近になってよく思うのは、他人は他人だけど、他人がいるから人生は満たされるのだなということです。

家の仕事はまったくの単独行動ですが、家の外に出るときは、決まって誰かに会うときです。やっぱり誰かに会う時間は大切だし楽しいものです。1人で黙々とする練習もいいのですが、楽しさという意味では仲間がいたほうがいい。

ただし、そんな仲間に対してももたれかかるのではなく、それぞれ自立している関係が大事です。誰かが倒れそうなら、それを全力で支えることは必要ですが、最初からもたれあうのは好きではありません。

人という字は誰かが誰かを支えているのか、それとも誰かが誰かにもたれかかっているのか。

その問に対する答えはありませんが、少なくともいまの自分は誰かにもたれることなくしっかりと立っていたい。立っていなくてはいけないとは思います。

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いずれは誰かにもたれるくらいの、気持ちの余裕ができるといいなとも思いますけどね。一生懸命自立しているつもりでも、あっちこっちで支えてもらっていることは知っています。支えてくれる人がいていまの自分がいます。

だからこそ意識だけでも自立を目指します。

そしていつかは陰ながら支えてくれる人たちに恩返しできるように、また今日という日を全力で生きます。それがいまのわたしにできること。


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