春なので山解禁……のはずが雪山トレラン?でも楽しい!

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いろいろありすぎた3月を乗り切って、今日は4月1日エイプリルフール。嘘をつく暇もないくらい、春の大山を堪能してきました。大山阿夫利神社の下社で遭難するレベルの吹雪に遭いましたが。

やっぱり山を走るのは楽しい。山に入るのがほぼ半年ぶりくらいで、びっくりするくらい走れませんでしたが、それも含めて山は楽しい。きついけど、苦しいけど楽しい。

この苦しさを今年の万里の長城マラソンで味わえないのが残念。今年は事務局専念ですので、コース上でのサポートはしますが、追い込むまで走ることはありません。

今日は万里の長城マラソンの練習会という名目でしたが、集まった2人は万里の長城マラソンとは関係ないラン仲間。まったく問題ありません。山を一緒に走ることができればそれでOKです。

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山との対話を楽しむなら1人が一番ですが、今日の大山は「俺は忙しい」オーラに満ちていたので、そっと走ってそっと戻ってくるのがベスト。山頂周辺では山の神様が一生懸命雪を降らせていました。

おかげで山頂までは行けずに、途中で下社までのコースに切り替えましたが、こちらもそこそこの大雪。路面はぎりぎり滑らないレベルだったのが唯一の救いでした。

途中からは動かない体を強引に前に進めます。

追い込んで足がパンパンになったところで、さらに走る。これが山への順応というか、わたしにとってのトレーニングのひとつです。筋力アップが今年のテーマですから。

おかげで明日は間違いなく筋肉痛。

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それでもやっぱり走ることで、自分らしさを取り戻せつつありますし。わたしは走っているときが一番自分らしくいられる。だから走り続けるし、これからも走り続けます。

走りながら、あまりに走り方がおかしいので、あるトレイルランナーの走りをイメージして走ってみました。ものすごい選手なのですが、実際に走っているのを見たのはほとんどありません。

でもなぜかうまくイメージすることができて、そのイメージときれいにシンクロしたときは、見事に走れるという不思議な経験。いかんせんわたしの走力が足りないため、長くは続けられませんが、山をスピード出して走るのも、いつもと違う楽しさがあるなということを知りました。

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そしてその人がとても楽しそうに走る理由が、ほんの少しだけわかった気がします。

これからもトレランの大会に出るつもりはありませんが、もう少し多くのランナーを見てみよう。そして、その人になった気持ちで走ってみる。走りをシンクロさせてみる。

そうすれば、これまで見えなかった景色や、山との向き合い方に来づけるような気がします。

ここ数年でそういうことがかなり上手くなった気がします。ちょっと見たらそれをコピーできる。マンガの敵役がよく持っているあれ。いまサッカーとか野球やったら上手くできるのかな。

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体のどの部分に意識を持っていき、どのように筋肉を反応させるか。

ロードだとあまりそういうことしないですが、トレランだとテクニカルに体を動かすので、真似できる体の動きはいくつもあります。そういう一つひとつを吸収して成長していく面白さ。

やっぱり山は楽しい。

昨日の自分とは違う自分に出会うことができます。これから秋まで何度山に行けるかな。1日でも多く山に入って、新しい自分に出会おうと思います。

来週も万里の長城マラソン練習会兼トレラン練習会。興味がある人はぜひ一緒に走りましょう。来週も雪っぽい天気予報でしたが……


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著者:大内 征
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