ドタバタしながら本日、北京に向かいます。
何度目の北京なのかもう分かりません。10回までは数えていましたが、流石に1年に3回くらい行っていると、わけがわからなくなります。
中国が好きですが、その中でもやっぱり北京が一番好きです。
他の都市に行くとワクワク感はありますが、北京の街にいるようなのんびりとした自分ではいられなくなります。どことなく緊張感のある自分。それはそれで楽しいのですが、長くは続きません。
今回は取材をすると決めたので、9日間ずっと北京にいます。前半は万里の長城マラソンの仕事や打ち合わせをしながらになりますが、これほどまで長く北京に滞在するのは初めてです。
今回は北京のガイド本を作るための第一歩です。願わくば今回の取材だけで1冊作りたいところですが、おそらく夏までにある程度の形に仕上げて、足りない部分の取材に夏に1回行くかもしれません。
ガイド本と言っても、作るのは電子書籍です。
これから北京を訪れる人のためのガイド本で、それを読んだ人がワクワクしながら北京に向かってもらえればいいなと考えています。たくさんは売れないでしょうね。観光で北京に行く人なんてほとんどいませんから。
ただ、1人でも役立ったと思ってもらえればいいですし、それで北京を楽しめたらいいんじゃないかと思います。
万里の長城マラソンが終わったら、その本づくりの作業に注力します。
万里の長城マラソンも日本人が中国を訪問するきっかけのひとつですが、いかんせんランナー以外には興味を持ってもらえません。ランナーでもいい意味で変わったランナーが集まります。
そういう人たちは、きっと万里の長城マラソンがなくても中国に抵抗なく行ってくれます。でも普通の人たちは、やっぱり中国は近くて遠い隣国です。
普通の人たちが「北京って面白そう」「中国も行ってみたいな」と思ってもらうことが、わたしの理想であり役割でもあります。
わたしに世界を動かすような能力はありませんが、たった一人の心を揺さぶることならなんとかできるような気がします。そのためにわたしがすべきことが、言葉で伝えることです。
わたしが書いた本によって、たった1人でも北京に興味を持ってもらい、実際に自分の足で歩いてもらえればそれはもう成功したようなもの。今回はそのための下地づくりです。
すべてうまく行くとは思いません。ただ、いつもよりはアグレッシブに北京の街を歩いてみるつもりです。そのなかで食いしん坊の嗅覚を発揮して、普通のガイド本では行くことのないようなお店や場所を紹介したいところです。
その前に何よりも万里の長城マラソンを成功させなくてはいけませんので、そちらも気を抜くことなく集中して行います。来年の日本人100人参加を目指して、今回来た人たちの満足度をしっかりと高めたいと思います。
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