覚悟を持って愛媛マラソンのスタートに立つ

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愛媛マラソン前に、実家であれこれするために水曜日の夜から松山入りしています。かなり余裕を持って来たつもりが、結局仕事を持ってきているので実家に来ても慌ただしく。

肝心の愛媛マラソンは10mの強風が約束されているらしく、近年まれに見る荒れた大会になるという話です。言い訳ではないですが、おそらく前半向かい風ですのでレース展開を変更しなくてはいけません。

仕事をしながらもそんなことを考えていると、1日があっという間に過ぎています。昨日は母が初スマホにするというので楽天モバイルへのMNPも含めてあれこれしていたのもありますが。

実家ではあるものの、わたしは松山で育ったわけでもありません。父の地元が松山というだけで、わたしは徳島生まれの神戸・大阪育ち。関東に出てきたのは大学時代からですが、松山はいつもおばあちゃんのいる所でした。

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愛媛マラソンに初めて出たのが2010年です。2011年と2012年は出ていませんが、2013年からは毎年走っています。実家があるから愛媛マラソンを走るのか、愛媛マラソンを走れるから実家に帰るのか。

昨年までは愛媛マラソンのアスリート枠で、優先的に出場できていましたが、今年は一般枠で抽選です。幸運にも参加できましたが、もし抽選でハズレたらどうしていたのでしょう。

愛媛県にはいくつもの魅力的なマラソン大会があります。そのほとんどがハーフマラソンで、なかなか重い腰が上がらないのですが、愛媛マラソンでアスリート枠を取れなくなったら、そちらにシフトするかもしれません。

もちろん、今回は確実に取りに行けるつもりですが、60歳になって3時間30分で走れる自信はありません。いや、自信はないというか、そんな見えないところで悩んでも仕方ありません。

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ただ、いつか今のようには走れなくなる日がやってきます。

わたしはすでにサブ3という目標は手放しましたが、速く走ることを諦めたわけではありません。反対にサブ3という目に見えない壁を取り払うことで、その先のゾーンに足を踏み入れたいという想いがあります。

でも、それが永遠に続くわけではありません。そうなったときに、わたしはどうやって実家に来るのでしょう。抽選に当たったときだけ?それはさすがにご先祖様に失礼です。

自分が育った場所ではありませんが、やはり松山は特別な場所です。わたしの未来がある北京や台北とは違い、わたしのルーツここにはあります。

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ここだけではなく島根にもルーツがありますが、神様が集まる出雲の国はどうもわたしには近寄りがたく。きっとわたしの前世は因幡の白兎…それは鳥取か。

こういう仕事をしているので、実家に来ようと思えばいくらでも来れるのですが、結局仕事をしてしまうので、やっぱりマラソンでもないとなかなか足が向きません。

もし松山で暮らしている時期があれば少しは違うのでしょうが、こればっかりは仕方ありません。

松山には幼なじみはいませんが、ラン仲間がいます。関東のラン仲間にも愛媛マラソンにまでやってきてくれる人もいます。そういう環境はわたしだけのものですから、それを楽しめばいいだけのこと。

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その中できっと逆らうことのできない大きな流れがやってきて、たどり着ける場所に流されていくことになるのでしょう。未来は誰にも見えません。大きな流れはそれに乗ってしまえばいい。そうやって42年生きてきたわけですから。

だから、来年も愛媛マラソンを走るつもりですが、スタートラインでは「これが最後になるかもしれない」という想いを忘れずに、いい意味で覚悟を持って立っていようと思います。

まずは向かい風10mを想定して、レースプランを変更することから始めるとしましょう。厳しいレースになっても走りきれるだけの練習はしてきたつもりです。


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著者:池田貴将
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