辛いことも悲しいことも全部笑いに変えていきたい

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ひさしぶりにでかい風邪をやらかしましたが、滅多ないことなのではしゃいでいます。わたしは子どものころは虚弱体質で、それを改善するために水泳や野球を習ったり。

アトピー持ちだったので、いま考えれば水泳というのは1番良くないんじゃないかと思うのですが、とにかく体が弱いのを親がなんとかしようと思ったのでしょう。

おかげで、今では海でも好きなように泳げますし、野球は下手なりに観戦を楽しめるくらいにはなっています。ただ、風邪を引くことも減ったので、ちょっとさみしかったりもするわけです。

体が弱いというのは自分の中で背が低いというのと同じくらい、いや同時並行的なコンプレックスでした。足は遅いからかけっこではいつも後ろから数えたほうが早く、野球でもレギュラーになったことは一度もありません。

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中学のハンドボールも、高校時代のサッカーもいつもベンチかベンチにも入れず。

中学時代になると、虚弱体質ではなかったですがとにかくスポーツが苦手。いや、苦手というよりはそう思い込んでいただけだというのは今なら分かります。

自分が思っている以上に周りはわたしのことを評価してくれていましたし、そう悪くない立場にもありました。

でも、それよりも自分のコンプレックスのほうが大きかったような気がしますし、何をやってもうまくできない過去の自分がベースにあるので、自分には何かが常に足りないという意識があるからのような気がします。

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みんなと比べて常に劣っている。これはこれまでもそうでしたし、生きている以上は常に付きまとうコンプレックスでもあります。いや、ここまでくると、わたしにとっては常に寄り添ってくれる友だちのような存在です。

どんなに結果を出そうとしても、小さかった頃の自分が現れて「お前が優れているわけではなく、今回は運がよかっただけだ」と言ってくれます。自分を戒めてくれる存在が自分の中にいることは悪いものではありません。

ただ、こうやって体が弱ったときには、自分の中のもう1人の自分もかなり弱っているので、大人しくなってしまいます。

その結果、目立ちたい自分が出てきてSNSなどで「体がつらい」アピールをしてしまう自分がいます。まぁみっともないことですが、体調悪化で浮かれているのはまだ余裕がある証拠ということで。

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以前はこういう部分を直したほうがいいなぁと思っていました。男なら黙って耐えるというのはかっこいいと思いますし、そういう人を素敵だなと思います。

でも、そういう人になれるかどうかというのは別問題です。寡黙で動くべきとき以外にはじっとしている。どう考えても自分のキャラではありません。ボケられるとツッコみたくなりますし。

きっと自分は辛いこととか悲しいこととか、わりとネガティブなことを言葉にして笑いにするのが好きなんだろうなと、自己診断しています。良いように言えば苦しみや悲しみを溜め込まない。

悪いように言えば苦しみや悲しみと向き合おうとしない。

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だって、永遠の命があるわけではないので、できるだけ笑っている時間を長くしたいじゃないですか。苦しみを溜め込んだっていいことなんて一つもありません。

「もっと耐えなさい」「もう少し頑張りなさい」

どこまで耐えれば良いのでしょう?どこまで頑張れば良いのでしょう?そしてそれはどういう形で報われるのでしょう。

耐えない、溜め込まない。できる限り言葉にして発散する。これがわたしのスタイルです。まぁ周りからすれば鬱陶しいかもしれませんが、こんなときくらいはお許しください。

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風邪でも引かないことには注目されない存在なんですから。

とはいえ、そろそろ本気で治さなくてはと少し焦っています。年末年始の東西対抗東海道ウルトラマラソン、東軍としてわたしが走ることになったので。

3日間で250km、西軍の出口くんは仕事の都合で1日遅れのスタート。1日のハンディをもらった形になりましたが、日本代表クラスのランナーに一矢報いることができるのか。

それはここからのコンディション次第です。なので少し焦っていますが、何ができるわけでもないので、栄養をしっかり摂って睡眠時間も確保して年末を迎えようと思います。


トレイルランナー ヤマケンは笑う。 僕が170kmの過酷な山道を“笑顔”で走る理由
著者:山本健一
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