まだe-Taxが終わっていませんが、2018年の帳簿を締め、あとは申請をするだけというところです。この時点で2018年の目標だった非課税世帯からの脱出を達成がほぼ確定しました。
狙ったわけではなく、ただ単純に売上がないため過去2回の確定申告ではいずれも所得税0円でした。税金対策をしているなら分かるのですが、そういうことを何もせずに非課税。
非課税世帯というのは基礎控除と青色申告控除がありますので、実質の収入が103万円以下です。会社員時代の1/3以下。
そんなこと言いながら遊び回っているじゃないかと思うかも知れませんが、遊び回っているわけではなく、仕事が遊んでいるように見えるだけです。言い訳ではなく、好きなことを仕事にするというのはそういうことです。
仕事は苦しい思いをしてやるものであって、楽しむものではないと思っている人もいるかもしれません。でもそれはあまりにも視野が狭すぎます。好きなことを仕事にして楽しんで何がダメなのか。
設計の仕事も好きでした。でも会社員という状態がわたしには無理でした。
自分で言うのはあれですが、機械設計者としてはそこそこの腕はあったと思います。でも、会社でうまくやれることと設計として腕がいいかというのは別問題です。
わたしの知る限り、腕のいい機械設計者のほとんどが変わり者です。穏やかに見える人でも、どこかぶっ飛んでるところがあります。理詰めで物事を考えるのに、自由な発想も求められるのですから当然です。
自分の中で相反する二面性を持ち、いずれの面も強烈な個性があるとするなら普通ではいられません。
自分が変わり者であることを正当化するための説明のようになりましたが、機械設計に携わったことのある人なら、同意してもらえるかと思います。
じゃあなぜ機械設計者として独立しなかったのか。
それはやっぱり自由度が低いからです。お金を稼ぎたいなら機械設計者の道を選ぶべきでした。やり方次第で年収は倍になりますので、好きなものを好きなだけ買えます。
でも、10日間仕事を休んで街道を走るなんてことはできません。好きなものを買えて、好きなものを食べれても、好きなことをできるわけではありません。
機械設計は1人ではできません。自分のペースで仕事をするのが許されない働き方なのです。独立しても機械設計者なら基本的に会社づとめと同じように働くことになります。
そしたら、やっぱり走ることに集中するのは難しいわけです。1日は24時間しかありませんので、機械設計をしながらランニングの情報発信もして、自分も走るなんてまず無理です。
だからわたしは稼ぐという部分を捨てて、自分のやりたい道を選びました。
とはいえ納税は国民の義務ですし、たまには美味しいものも食べたいわけです。仲間と美味しいお酒を飲みたいわけです。だから納税できるくらいは稼ぐこと。これが独立したときのひとつの目標でした。
収める額は本当に微々たるものです。そして、ここからガツガツ稼ぐわけでもありません。でも、これが物書きとして生活できている証拠でもあります。
鶴巻温泉なら、年収100万円でも生きてくだけなら無理ではありませんし。
大事なのはこれを継続していくこと。2020年にも納税者になれるようにコツコツ働くとしましょう。ただし、少しずつやり方を変えながら。
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