思わぬところで風邪を引いてしまいました。火曜日の朝から調子が悪く、喉が腫れている状態だったので、グレープフルーツジュースでなんとかごまかしたのですが、夜には熱も出てきたようです。
頭がクラクラするので早めに就寝したものの、夜中に何度も目を覚ましてしまいます。
昨日の朝はまだかなり良くない状態でしたが、時間とともに回復して、夕方には散歩に行けるくらいまでにはなっていました。まだ完治ではないですが、事なきを得たようです。
環境が変わるというのはなかなか面倒なもので、それでもわたしは適応力があると思っていたのですが、ただの過信だったようです。
このブログでも何度か書いていますが、わたしは小さな頃は体が弱い子でした。
喘息持ちでアトピー性皮膚炎。いずれも思春期を迎えたくらいに発症しなくなりましたが、肌はいまだに弱く、すぐに荒れてしまいます。
それを克服するために、幼稚園の頃からスイミングスクールに通ったり、小学生のうちから少年野球のチームに入ったりしましたが、いかんせん体が弱いので何をしても結果が出ないわけです。
今ではフルマラソンを走れるくらいの体力があるので、長い目で見たときには結果が出ているのですが。私に残ったのは、そこそこ強い体と体を動かすのが好きということだけです。
スイミングスクールは小学校を転校したのを期にやめましたし、野球は少年野球で卒業。中学はハンドボール、高校からはサッカーです。どの競技でも平均以下で運動音痴なのに運動が好き。
でも、そうやって体を動かしてきたことが今に繋がっているのは間違いありません。闘争心のなさもレギュラー争いに加わることができなかった過去から来ているような気がしますが。
ちなみに長い距離を走るのは中学時代から得意でした。単純に体が軽かっただけだと思うのですが、中学時代は学年で5番以内には入っていたと思います。
ただその自信は、高校に入って最初の体力測定で打ち砕かれましたが。1500mの測定で2位になったのですが、1位のクラスメイトに半周以上の差をつけられました。
高校に入ったらサッカー部か陸上部と思っていたのですが、陸上部という選択肢はその瞬間にもろくも消え去りました。あのときのクラスメイトは、今でも走っているのでしょうか。
陸上部を諦めたのに、いま走っているというのは面白いものです。
箱根駅伝に出場できなかったから走り続けられているという人がいますが、なんとなく分かる気がします。燃え尽きることができなかったから続けられる。
そういえば、わたしはこれまでに何をするにしても「やりきった」と思ったことはありません。フルマラソンを走っても、それはまだ道半ばのような気がします。
これはもう性格なのかもしれませんね。きっと何をやってもうまくできない時代が長くあったので、どこまでいってもそこがゴールだと思えないのでしょう。
因果応報。
悪い意味で使われることが多い言葉ですが、わたしは良い意味でもそうだなと思います。今の自分はすべて過去の自分の行いが作り出したもの。風邪を引いたのも、きちんと健康管理していなかった自分のせい。
でもね、マスクが嫌いなんです。手洗いうがいも……気をつけます。
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