いたるところで睡眠の大切さを説きながら、自分がちゃんと睡眠時間を確保できていない日々。それでも、以前のように無理に5時半に起きて走りに行くというのはやめました。
優先時間としては睡眠時間の確保が最優先です。最低でも6時間で、疲労があるときは7時間半。寝ないことには疲労が抜けきることはありません。休んで寝て、ようやく練習をしていい体に戻ります。
本当はそうならないようにトレーニングの負荷を調整すべきなんですが、このあたりがまだ上手くないというか、過信しているところがあるなとは思います。
先日学んだのは、夏になると睡眠の質が落ちるということ。体感では知っていても、それを数字で示されると逃げ道がなくなります。そして、学んだのは、室温が28℃で湿度が40〜60%に抑えるということです。
これは夏だけでなく1年中同じだそうです。でも、室温も湿度も測るためのアイテムを持っていなかったので、無印良品に買いに行きました。実は大好きなXiaomiの温湿度計を買うつもりだったのですが、予算の都合で……
だって無印良品の温湿度計は税込で990円なんですよ。精度がどれくらい高いかは分かりませんが、売りに出しているわけですからそうおかしな数値にはならないはずです。
デザインもシンプルでいいですし、何よりも遠征に持っていけます。重さなんと30gしかありません。タグツールというシリーズのひとつで、本当はタグのようにして使うらしいです。
でも、わたしが使うのは基本的に室内だけです。海外の部屋の場合は湿度が低すぎることが多くて、そういうときに加湿が必要かどうかを判断するのに使いたいなと。
実際に使って見ると、体感と温度も湿度もかなり近くて、日中は32℃くらいになりますし、冷房をつけていても湿度が80%以上あるようで、かなり不快な状態になります。そんなときにはエアコンを除湿モードに。
除湿で使えば湿度は50%程度に収まりますので、部屋はだいぶ快適になります。これによって睡眠の質が上がることを期待しているのですが、昨夜は寝る前にYouTubeを見てしまい……
こういうところです。わたしの弱いところ。
本当にもう23時になったら、絶対にパソコンもスマホも見ないようにしなくてはいけません。そういう厳しさがないからいつまでたってもくすぶっているわけです。
ただ、今日はそのことはどうでもいいことで、やっぱり快適な環境というのは大事だなと思います。昔はエアコンが嫌いとか言って、寝苦しさと戦っていましたが、それはもう非効率にしか感じません。
ベストな結果を残したいなら、ベストな環境を整えることです。
今はヨガマットを敷いて寝ていますが、これが本当に正解なのかどうかは分かりません。ふかふかの布団が好きではないのですが、例えば多くのアスリートが使っている東京西川のAIRなんかはとても気になります。
トレーニングは自分の頑張りでなんとか質を上げることはできますが、リカバリーというのはどうしてもモノに頼ることになります。もちろん、十分な睡眠時間を確保した上でということになりますが。
室温と湿度を整えたら、やはり次は寝具ということになります。とはいえ、モノは増やしたくないという思いも強くて、なかなか悩ましいところです。
裸足ランナーはシューズを手放しているのと同じ感覚で、モノに頼るのを嫌がる人が多いようですが、わたしは見境のない男なのでそのあたりのこだわりはありません。むしろ理系ですので最新技術はいつも気になります。
自分だけですべてを完結することは無理で、人やモノを頼って自分のベストな状態をデザインする。それがわたしのやり方です。自分の感覚を100%信じきれるほど傲慢ではないですし、100%モノに頼るほど盲目でもありません。
だから、いろいろなことを試したいわけです。実際に自分の体で試して、自分に最適な環境を整えたい。そのための温湿度計ですが、これはもっと早くから取り入れるべきでした。
とはいえ、具体的な室温や湿度を知ったのは最近です。こういうのを導入するのにもきっかけというものがあり、本当に必要になったときに、「きちんと管理しなきゃ」となるわけです。
わたしにとって今がまさにそういうタイミングであって、きっと他の人はすでにそういう状況にあるかもしれませんし、まだ早すぎる可能性もあります。ただ、知っておいてください。室温は28℃で湿度は40〜60%が理想だと。
そこに寄せるかどうかは好きにすればいいかと思います。でも、夏の寝苦しさで睡眠不足になっているなら試してください。最近は活動量計で、睡眠の質も計測できます。現在の環境で1週間計測して、快適とされる環境で1週間計測。
数字だけでなく自分の体感も含めて、ベストな環境にしてください。人によってはどちらも変わらないかもしれません。そういう場合には電気代の無駄ですので、エアコンもなしでいいんじゃないかと思います。
わたしは睡眠の質が明らかに仕事に影響するので、夏は除湿全開で乗り切ろうかなと思います。
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