1日8時間睡眠を心掛けてわかったこと【16時間しか活動できないということ】

少し前から1日8時間睡眠を心掛けて、21時30分には寝床につくようにしています。そんな早い時間に眠るなんて小学生以来のような気がします。実際には多少遅くなることもありますが、それでも22時30分には就寝するようにしています。これをするにあたって不安だったのが、仕事の時間が足りなくなるということです。

ただ、これに関しては完全に杞憂に終わりました。8時間寝ることで集中力がまったく違うので、仕事はこれまでよりも短時間で終わります。ただし1日のスケジュールが詰まっていて、イレギュラーな用事が入ると睡眠時間が簡単に削られてしまいます。これがかなり想定外でした。

例えばライティングの相談などが入ると、メールのやりとりで時間を食われます。1通のメールを書くのに5分だとしても、それを6回やり取りしたら30分です。生活にまったくバッファがないので、そのように想定外のことが起きた場合には、睡眠時間が減るわけです。

それでもやはり8時間睡眠というのはいいものです。起きているうちに眠くなることがなく、判断も悪くありません。あいにく体調を崩しているのもあって、この数日はちょっとダレているのですが、それでも朝の目覚めはすっきりしていますし、むしろこのコンディションで仕事ができているのは寝ているおかげ。

ショートスリーパーに憧れた時期もありましたが、私に適していないのは明らかです。納期に間に合わせるため、午前4時まで仕事をしたこともありますが、そんなことをしたら1ヶ月くらい調子を崩してしまいます。私の場合はきちんと寝ることが必要で、しばらくは8時間睡眠を続けてみるつもりです。

課題はスケジュールにバッファを作り出すということ。朝起きて寝るまでのスケジュールの中で、バッファは30分しかありません。30分以上押したら就寝時間が少なくなります。もう少し余裕を持たせるのであれば、請けているライティングの仕事を15時までに終わらせる必要があります。

15時にランチ兼夕食なので、それ以降にライティングを入れなければもう少し自分の時間に利用できます。もちろん余裕があるなら仕事をしてもいいのですが、アイデア出しや情報収集といった、未来の仕事に繋がるような時間の使い方をしたいところ。写真ACに写真をアップするというのも最近止まっています。

写真ACは月間で300枚以上のダウンロードがあり、わずかながら私の収入となっています。ストックですので写真が増えれば増えるほど収入になりますが、フリーランスはこういうものを増やしていくことが保険になります。バッファになる時間をこういう時間に使いたいところ。

1日に16時間しか活動できないというのは、フリーランスにとっては恐怖です。正直なところ8時間睡眠で収入が激減したらどうしようかと不安にもなりましたが、とりあえず今のところは収入は変わりません。1時間でできることが増えているので、効率化によってなんとか成立しています。

ただ物理的に時間が増えるわけではないので、16時間という制限は思いのほか大変です。6時間睡眠とくらべて2時間も労働可能な時間が違うわけです。すべての借金を完済したら仕事を減らすという選択肢もありますが、それは来年以降のこと。今は馬車馬のように働かなくてはいけません。

こういうときにするような挑戦ではなさそうですが、やらなくてはいけないときだからこそ、自分なりに本気になって取り組むことができるもの。背水の陣だから、残された時間を無駄にしないように集中して働けています。あとはランニングに良い効果が出てくれればいいのですが、試せるまでコンディションが戻るには少し時間がかかりそう。

でも、たくさん寝て走れなくなるということは理屈上ありえません。むしろ、多くのランナーがこれから8時間睡眠を当たり前に導入していく未来さえ見えます。そもそも8時間睡眠を取り入れたのは、自分の走力アップを考えてのことです。走りにどういう変化が出たのかは、またいずれ報告するとしましょう。

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